3月3日の夢(トロッコ列車)

 海辺の町へ団体旅行で行った。修学旅行のようだ。夕方トロッコ列車に全員で乗る。トロッコは二列に座るのがやっとで、両側に柵も手すりもない。とても危険な感じ。別の列車に外国人のロックギタリストがギターを抱えて乗り込み、先行して出発した。彼とその仲間のミュージシャンは広い砂場のような、何もない場所で待っていた。ぼくらも列車を降りて観客になるのかと思ったら、列車はぼくらを乗せたまま、砂の広場へ入っていく。乗ったままコンサートを鑑賞するらしい。
 トロッコ列車の線路が下に向かう。トンネルのようになった最深部で、突然ぼくの前に小学生くらいの男の子がにやけた顔をにゅーっと突きだした。どうも、それは子供の頃ぼくをいじめたいじめっ子のようだ。ぼくはその子の顔の真ん中に、スローモーションでパンチを一発お見舞いする。男の子の歯にこぶしが当たる感触がして痛い。見ると、ぼくの手が裂けて、血が流れている。男の子は不適な顔つきのまま、消えてしまった。

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