6月8日の夢(第三の乳房)

 船に乗り込む。遊覧船のような感じ。乗り込んだ全員にお酒が配られる。ぼくは飲めないので、気が進まないが、赤ワインのグラスを貰い、ちょっと口をつけただけで傍らに置く。司会者がみんなに「何を飲んでいるか」を質問し、お酒の種類を挙げて、挙手をさせる。ぼくは眠くなってしまい、目を閉じて寝ていたが、「赤ワインを飲んでいる人」と言われたところで、手を上げる。挙手をしながら目をあけると、ぼくのいる船室の奥は、司会者のいる前方より一段横幅が広がっている。これでは、ぼくの挙手がちゃんと司会者に見えたかどうか心配だ。次に司会者は「一カ月以上飲み続けた人」と言って、また挙手を求める。驚いたことに、女性を含め乗船者のほぼ全員が手を上げる。「おかしいですねえ。ワインはラッパ飲みできないし、1リットル以上飲むのは難しいはずですけどねえ」と司会者は苦笑する。船室の正面に大型スクリーンがあり、そこに柵原良平のようなタッチのアニメが映る。最初に、ワイングラスでワインをちょっとだけ飲む、上層階級の人たちのイラスト。それから、大きなワイングラスになみなみとついだワインをがぶ飲みしたり、ボトルからラッパ飲みする下層階級の人たちの戯画。
司会者はその画面に対して「この船の人たちは一日に平均してワインを7/5本くらい飲んでいるらしいです」と解説を加える。乗客の中にべろんべろんに酔っぱらった女性がいて、ぼくは上半身裸の彼女を抱きしめている。司会者が傍らで彼女にインタビューしているが、彼女の右の乳房は随分右にかたよってついている。左の乳房は胸の真ん中に近くついていて、左胸には小さいけれどもう一つ、第三の乳房がついている。

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