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2007年02月02日

LPの夢現

ruriさんのアルヴォ・ペルトに関するブログ記事と獅子童丸さんとのコメントのやりとりを読んで、アルヴォ・ペルトという作曲家はぜんぜん知らなかったけれど、近代音楽の楽曲を無性に聴き直したくなった。ひとつは「死せる王女のためのパヴァーヌ」という曲。中学か高校の頃で記憶がアレだけど指揮者がアンセルメという人だったか、いたく気に入っていた。

それで手持ちのLPをすべてひっくり返して捜してみたのだが、ない。ない。ないったらないのだ。あれー?あれはたしか、そうだ、何度も引っ越しているうちにどこかへ置き忘れてきてしまったにちがいない。どこへ忘れてきたのだろう。

なにせ14回も引越しをしている。最初は横浜の金沢文庫、次は本牧根岸、白楽、妙蓮寺、菊名、そして世田谷深沢、舞い戻って横浜小机、また世田谷代田、新小岩、勝どき、佃、佃2、晴海
あれ?一つ足りない、どこだか一ヶ所思いだせない。
そうだ、そこにLPを忘れてきたに違いない。

と、夢現で銀座山野楽器へ向かうOzでした。つづく

投稿者 oqx1 : 2007年02月02日 03:20

コメント

おもしろいですね。私はなぜか、吉田篤弘の「フィンガーボウルの話のつづき」の”ジュールズ・バーンの話のしっぽ”を思い出してしまいました。何の関連も無いかもしれませんが。クラフト・エヴィング商会の吉田篤弘、読まれましたか?私はファンです。
では続きを楽しみに!

投稿者 ruri : 2007年02月03日 11:11

読んだことはないですが、噂程度には聞いたことがあります。いやはや、そんな上等なものではてんでありませんで、たいして面白くもないちょっとしたエピソードですが、楽しみにされて赤面です。あ"ー、つづくなんて書いちまって、つづきませんでしたらすいません。

投稿者 Oz : 2007年02月03日 22:47

初めてお邪魔いたします、このブログ仲間の一人ですが、映画のことなど書いてもなかなかコメントがもらえず、誰も読まないんじゃあないかと思っていました。忘れていた曲を思い出させてくださる投稿文があって元気が出ます。
亡き王女のためのパバーヌには悲しみと静けさの遠近法を感じます。中学生のときからよく聞いていましたが最近忘れていました。今聞いてみると微量の風が寂しさを運んできました。
アルヴォ・ペルトは聞かれましたか
水野さんが書かれていた曲「鏡の中の鏡」は、明るい希望に満ちた曲で、子供さんから瀕死の老人まで聞いてもらっても安心だと思いました。

投稿者 獅子童丸 : 2007年02月03日 23:25

つづきで書こうと思っていたのですが、「鏡の中の鏡」を見つけられず「ARBOS」というCDアルバムを買ってきたのですが、まだえーそのーちゃんと聴いていません(^^;)
ですがライナーノーツを読んでタルコフスキーと縁が深かったようでへーと興味津々です。

投稿者 Oz : 2007年02月04日 04:11

アリーナのCDを見てみますとARVO  PA(Aの頭の部分に点が2つついています・ドイツ語でしょう)RT 「ALINA]と書かれていて、日本語はどこにもなく解説はドイツ語でなされていました(勿論ドイツ語は読めません。店で日本語で曲名を印刷したのをいただきました)
アンドレイ・タルコフスキーの映画は若い時に見ました
「ノスタルジア」「僕の村は戦場だった」とか覚えています
「惑星ソラリス」も覚えていますが、すべて映像はとても暗く美しかったのを覚えています
あのむずかしさにもう一度出あってよく考えて見たくなりました
DVDが出ているといいのですが
惜しいことに監督はもう亡くなってしまいましたね

投稿者 獅子童丸 : 2007年02月04日 09:28

噂をすればかげの諺どうりなのかどうなのか
大変驚いていますが
2月3日〜2月10日まで福岡では
タルコフスキーの映画「ローラとヴァイオリン」「アンドレイ・ルブリョフ」「惑星ソラリス」「鏡」が2日おきに1本づつ上映されます
今朝これに気づいたのはo'sさんのおかげです
計り知れない偶然ってあるのですね

投稿者 獅子童丸 : 2007年02月04日 09:59

獅子童丸さんの上のほうのコメントにもある"亡き"王女をめぐっての失態を「つづき」でブログしました。けっきょくシャルル・ミュンシュ盤を手に入れたのでしたが、それには"逝ける"王女とありました。”しんだ”というのはあれですが、"い(ゆ?)ける"というのもなんだかどうもで、やはり"なき"がベストですね。言葉はむずかしいです。

投稿者 Oz : 2007年02月07日 17:05

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