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2007年04月03日

リアルと表現

統一地方選(前半戦に訂正)も最終ラウンド。東京では案の定、石原多数派が後続にかなり水をあけているらしい。
この先まだ4年も石原都政下の空気を吸うのは辛抱たまらん、築地も月島もなくなっちゃいそうだし、そうなったら15回目の引越しを決行するしかないぜ。そんなところに現われたのが外山恒一だった。

しかしよく考えてみると、考えなくても「多数決なんだから多数派が勝つに決まってるじゃないか」と外山が言うとおりで、思えば、この十数年十数回の投票で勝率は0%(若い頃は投票すら行かなかったが)。みごとな少数派っぷりだ。

外山の演説は身も蓋もないようにみえるが、じつはそこにこそ計算された表現があるのだと気づいた。
少数派と多数派というのはふつうに考えれば相対的なもので、ケースバイケースでもある。そこをあえて固定させてメッセージを組み立てることでインパクトが生まれている。

これはレトリックだろうか?そうもみえる。が結論だけいえばじつは根源的なリアリズムじゃないか、かつ表現ではないか。そしてそれは案外この鉄板レースに大穴とはいかないまでもアリの一穴を穿つことになるかもしれないと思ったりしたのでした。

投稿者 oqx1 : 2007年04月03日 18:41

コメント

自分のとこの知事選にも興味がなかった私ですもの、
都知事選にも全く興味がなくてねぇ……(笑)。
外山恒一って誰?って具合です。(お恥ずかしや(-o-;))
だけど今の政治家ってみんーな熱くて強くて(派閥好きな)エリートって
感じでさー、ほんとにイヤだ。だから、私的には思うんですよ。
一人が好きで、冷静で、多少賢くて、自分に自信のないような人、
そんな人が意外にいい政治するんじゃないかとね。
だけど、そんな人は立候補しないんだけどさ。あはは。
……まっ、説得力のない独り言なので読み流してくだされ。

投稿者 jinbei : 2007年04月07日 20:48

明日が、あ、もう今日か、楽しみでもあり不安だ

投稿者 Oz : 2007年04月08日 05:43

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