2月6日の夢(名刺)

 取材先に着いた。なんだか白い船室のような場所だ。挨拶のため、ポケットから名刺を出そうとするが、見つからない。あらゆるポケットからあらゆるカードや紙類を出してみるが、他人の名刺ばかりで、自分のものがない。さんざんじたばたしたあげく、紙にとりあえず自分の名前や連絡先を書いて渡そうと思う。しかし、ポケットやカバンから出てくるのは印刷された紙ばかりで、白紙がない。それでも、相手はぼくを信頼して、こないだ送った原稿の直しを依頼してくる。でも、それは相手の思い違いだ。その原稿を送ったのはぼくではなく、Fくんなのにと思いながら、焦りまくる。

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2月5日の夢(朗読会)

 朗読会に行く。会場は畳敷きの広い和室で、宴会のような感じに、参加者が座っている。自己紹介がわりに、開会前の時間に到着順に自作を読むのが規則だ。ぼくは遅刻してくるらしい別の詩人の作品を、代読することになる。とても読むのが難しいテキストで、大きく時間をくってしまい、恐縮する。次に自作の詩を読む。テキストは動画になっていて、ぼくの詩のテキストを持った人が歩いていくのを、目で追いながら読んでいく。ところが、その人が別の人の影に入ったり、意外に難しい漢字が使われていたりして、冷や汗をかきながらやっと読み終える。すると、ぼくに温かい拍手が送られる。遅刻すると言っていた詩人も、既に会場に到着しているらしい。なあんだ、と思う。

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1月31日の夢(バスで取材に)

 バスに乗って、取材に出かける。初めて行く場所だ。バスはガードレールのない崖の上の曲折する道をすごいスピードで突っ走る。今にも崖下の海に転落してしまいそう。橋のある町で降りて、取材先に向かう。だが、川沿いに見知らぬ橋のたもとまで来て、道に迷った。昔ながらの豆腐屋があり、そこに初老の主婦が買い物に来ている。彼女に道を尋ね、目指す家にたどり着いた。どこかのマスコミの幹部だったらしい紳士に、無事に面会することができた。自社に戻り、女子社員たちに取材の様子を話して聞かせる。

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1月29日の夢(廃墟の日本)

 原発の爆発などがあったのだろうか。日本は廃墟になり、残された僅かな人々がコロニーで生活している。コロニーは学校の教室のような雰囲気。青森のコロニーから海峡を渡り、北海道へ遊びに行く計画を立てている者がいる。交通手段は井戸のポンプのようなものを使って、手動で動かすトロッコだという。
 ぼくは席に座り、古い都はるみのドーナツ盤レコードを袋から出して見ている。ぼくの貴重なコレクションだ。前の席の男が振り返り、「へーえ、都はるみか」と感心する。部屋にいる仲間たちも驚いた様子だ。
 天井に小さな緑のカメレオンがいる。それをぼくは本で叩き潰そうとする。別の男がぼくのかわりに、本で叩きつぶそうとするが失敗して、カメレオンは噴水のように噴き出す水の中に落ち、器用に泳いで逃げだしたので、皆びっくりする。

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1月28日の夢(決戦)

 決戦の最中だ。ぼくらは圧倒的に劣勢である。戦場は屋外レストランのようなところ。頭の上には真っ青に晴れた空が広がっている。ぼくはテーブルの上の食器や、下にある何でも、手にふれるものすべてを敵に向けて投げつける。だが、一つも相手に命中しない。

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1月26日の夢(タクシー待ち)

 実家のある名古屋に着き、体育館のような広い場所でタクシーを待っている。ぼくの二人前までは次々とタクシーが来たのに、あとは全然来なくなった。携帯がかかってきたり、置き忘れた鞄を取りに行ったりして戻ると、いつの間にか長い行列ができている。ぼくは本当はこの列の先頭だと、みんなに納得してもらうことができるだろうか。

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1月24日の夢(工場と学校)

 新しい工場を建設中だ。目の前にいくつかの灰色の袋が転がっている。その中に工場の環境基準と異なる言葉の入ったものがあるという。ぼくは袋を一つ一つ測定し、ついに基準値違反の袋を突き止める。
 学校取材に行く。運動会か何かの式典があるらしい。私鉄の駅で降りようとして、その学校は別の路線の別の駅にあったことを思い出し、慌てて乗りかえる。だが、その駅に着いたものの、学校がどこにあるのか分からない。どこかに地図がないか探し回るが、見当たらない。

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1月22日の夢(卒業生の演奏会)

 ぼくの在籍する学校の卒業生であるG氏が、在校生にピアニストとしての腕を披露するために来てくれた。二つのクラスがあり、まずは左隣の教室で演奏。いよいよぼくらの教室にG氏が現れた。教室にはアップライトピアノがあるが、彼はそれを使わず、生徒の机の上にまるで紙鍵盤のようにも見えるキーボードを置き、それで演奏した。終わって、屋上に木の椅子を三列ほどに並べ、彼を囲んで記念撮影することになる。みんな遠慮して、なかなか椅子に座らないが、ぼくは年長者なので、さっさとセンター近くの最前列に座る。といって、真ん中はやはりGさんに座ってもらうべきだろう。

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1月20日の夢(薬師丸寛子のインタビュー)

 会社が新社屋に引っ越した。沖縄のような青い海を見下ろす白亜の館だ。1日目は三階のホールのような部屋で朝礼があった。
 2日目は朝礼はないものと思い込み、2階の自席にいると、どうやら3階で朝礼が始まったようだ。慌ててホールに駆けつけ、両開きのドアが開いたままだったので、その入り口のところに隠れるようにして参加する。
 終わって、再び自席に戻る。透明なスーツケースの中に、前回の取材に使った道具がいっぱい入っている。見慣れない不思議な機械ばかりである。1時から3階に女優の薬師丸寛子を呼んで、インタビューなのでその準備を始める。
 1時直前になり、手元のメモを見て、薬師丸のインタビューの場所は社内ではないことに気づく。知らない都営地下鉄の駅の名前がメモに書きこんである。これでは遅刻である。彼女に連絡すれば待っていてもらえるだろう。パソコンで検索するか、固定電話の114で彼女の事務所の電話番号を訊こうと思うが、オフィスにはパソコンも固定電話も見当たらない。慌てて3階に上り、他の社員のパソコンを借りようと思う。前回の連絡ではスケジュールには余裕があると言っていたから、多分大丈夫だろうと楽天的に考える。

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1月8日の夢(雪の日)

 雪が降り積もって、とても寒い。あちこちで車がスリップして立ち往生している。立ち往生している車はみんな軽自動車のようで、車体がぼこぼこになっている。右に曲がくるくるとった路地では、男性の運転する白い軽自動車が苦闘していた。男性が無理にアクセルを踏み込むと、車体は真ん中からちぎれ、前の部分だけが発車してしまった。そしてちぎれた真っ白な車体はゴムのようにまるまり、運転席の男性をまゆのように内部に閉じ込めてしまった。

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