9月27日の夢(実家の隣)

 実家の隣の家で暮らすことになった。ところが洗濯してもらったばかりのシャツをまた失敗して、赤いシチューの汁で汚してしまう。大声を出して家人に訴えるが、なかなか窮状を分かってもらえない。実家に向かって路地を走る。と、ぼくを追い抜いて疾走する若い男がいる。あいつには以前も出会ったことがある。追いかけるが、既に男の姿はない。

 実家の前には小さな広場がある。その空中に赤い巨大な蜘蛛のような怪物がいて、風にゆらゆら揺れている。そして、いきなりぼくに飛び掛かってくる。こいつは蜘蛛型ロボットだ。寸前に逃れて、実家に駆け込むと、そこにはぼくの母と妻、さっきの走る男の三人がぼくを待っている。ぼくは突然激情にかられ、「みんな、ぼくがスマホを持つからいけないんだ。こんなもの返すよ」と叫ぶ。母が感動して、ぼくを抱擁しようとする。ぼくは「そんなこと、どうでもいいんだ!」となおも叫んで、母の手を振り払う。

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9月17日の夢(転職する)

 夜、勤めていた会社を退出した後、同じ原宿にある別の会社に行く。「入社したい」と言うと、そのまま採用された。早速働くことにする。オフィスの中には真ん中に巨大なデスクがあり、その周りを沢山の椅子が取り巻いている。男女の社員たちはパソコンを操作して、とても忙しそうだ。椅子の一つに座り、見よう見まねでパソコンを使う。周囲から聞こえる会話は難解なIT用語でいっぱいだ。こんな高度な仕事をする会社でやっていけるだろうかと心配になる。

 翌日、直行先から午前遅めに出社すると、女性社長が「遅刻してはだめよ!」と𠮟りつけてくる。「いえ、直行してました」と言うと、周りの男性社員たちが「なんだ、遅刻じゃなかったんだ」とぼそぼそ話しているのが聞こえる。社長は「お給料は年*万円だけどいい?」と言う。えっ、それじゃ食べていけないでしょ。こんな会社辞めようか。

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9月11日の夢(消えたコンサートホール)

 コンサートの招待券を貰ったので、取材を兼ねて出かけることにした。会場近くの駅に着いたのは40分も前。駅の階段を駆け上がると、目の前に白いビルがあり、Meijiyaと看板が出ている。とりあえずトイレに行こう。階段に通行止めの札があり、その向こうに女子トイレ、男子トイレが並んでいる。通行止めの札を乗り越えると、ほかにも大勢の人がトイレを探している。そこは喫茶店で廊下の奥に一人用トイレがあり、すごい行列だ。時計を見ると、もう開演10分前ではないか。駅前広場の向こうに会場がある。あそこへ行けばトイレもあるはずだ。目を上げると、一番最初に目に入ったあのMeijiyaのビルがある。だが見回しても、コンサートホールはどこにもない。

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9月2日の夢(崖っぷちに出る)

 何かのオーディションの素材にぼくの作品が採用されたので、来てほしいと招待される。会場近くのカフェで女性担当者と打ち合わせをし、会話しながら街を歩く。かなり離れたビルのかげから頭の禿げかけた二人の男がぼくを手招きしていて「座れ」という。しかたなくぼくはカフェに戻り、紅茶を貰ってから男たちのいる場所に戻ろうとするが、地理が変わってしまったように、もうその場所はどこにもない。そろそろオーディション会場に戻らなくては。近道しようと知らない路地に入る。なかなか見慣れた場所に着かない。建物の長い廊下を通ってようやく出口から外へ出ると、そこは北国の波の荒い断崖絶壁の上だった。

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8月28日の夢(営業部が見つからない)

 編集部のオフィスがリニューアルされ、すっかりきれいになった。提案していた米書「オーディオの神話を剥ぐ」の翻訳出版についても社長からOKが出た。早速営業部と打ち合わせようと内線に手を伸ばしたところで、長年コンビを組んできた営業のM氏は先日退職させられたところだったことを思い出す。当惑するがともかく営業の部屋に行こうと思うが、肝心の原書が見つからない。そういえばオフィスはまたもや新しい部屋に移転していて、会社全体が模様替えしたようだ。編集部のある二階から営業部のあるはずの一階に降りる。しかしいくら探しても営業部の部屋がない。探すうちに外に出て駅へ出た。電車に乗って隣駅まで行ってしまった。慌てて戻ろうとするが、間違えてさらに次の駅まで行ってしまう。これでは会社から遠ざかるばかりだ。電車に乗らなくては。しかしその電車はホームの一階下を走っていて、ホームから見えるのは電車の屋根ばかりだ。その瞬間ぼくの頭の中である考えが閃いた。そうだ。さっきいろいろな部屋を覗いたとき、クリエイターたちが電話をかけたりデスクワークしている部屋があった。あそこが新しい営業部だ。いわゆる営業マンたちは辞めさせられ、クリエイターたちで新しい営業部が組織されたのだ。

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8月23日の夢(花束)

 見上げると戦闘機ともUFOともつかないものが飛び交い、雲とも白煙ともつかないもので空が一面覆われている。皆に「見て見て」と叫ぶが誰一人興味を示す者はない。そのうち白煙は消えてしまう。

 会社に出勤するが、オフィスというより校舎のような感じだ。校庭の向こうから花屋のおじさんが「梅田さんという方いますか」と呼んでいる。同僚が「梅原さんでしょ?」と答える。すぐに梅原氏本人が出てきて花束を受け取る。

 昼食に出たいので、ジャケットとズボンをよそ行きのものに替えようと思う。椅子の上にたくさんのTシャツとズボンが山となっているが、どれもイマイチで気に入らない。しかたなく適当なものを選んで身に着け、外に出る。駅のホームを越えて川の方に向かう。線路は鉄柱が倒れて工事中のような有様だ。そこを反対側から乗客たちが続々と歩いてくる。(地震か何かの災害だろうか)

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8月12日の夢(真ん中の庭)

 名古屋に昔あった実家の裏の座敷から外を見ていると、男女の子供がやってきて「庭のお花をちょうだい」と言う。二人は兄妹らしい。庭に行くとそれらしい花はなく、塀がぼろぼろになっているので驚く。女の子は「ここじゃなくて、真ん中の庭よ」と言う。

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8月11日の夢(詩人たちの集会)

 夜、職場から現代詩の集まりに行くため、バス停に並ぶ。そこは辺鄙な山あいで、怖そうなおじさんおばさんたちが、バスが来ないことにしきりと文句を並べている。バスもタクシーも来ないので、ぼくは結局徒歩で会場に遅れて着く。二人の中年の婦人が受付に座っている。会場は超満員だ。一番後ろに立ち見のできるスペースがあると思い、そこへ行くが、意外に座席は空席が多い。

 着席すると前後から初老の詩人たちがしきりに話しかけてくる。ぼくはその一人から紙片を受け取り、そこに蝶についての奇妙な詩を手書きし、彼らに読んで聞かせる。集会の議長に促され、ぼくもスピーチすることになる。「私は会計をやらせていただいていますが、あまり役に立たない会計で……」と言おうとして、「役に立たない警戒で……」と言い間違え、会場はなごやかな笑いに包まれる。

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8月10日の夢(スマホで通話)

 台所でスマホで男性と通話している。ラジオの音が大きいためだろう。男性は「ああ、びりびりする。うるさいな」と言う。しかたなくぼくは別の部屋へ移動する。そこは名古屋にあった実家のぼくの勉強部屋だが、もともと狭かった部屋が人一人入れないほどに小さくなっている。ぼくが手にしているのは既にスマホではなく、ティッシュペーパーの箱だ。ぼくはその箱に向けて「もしもし、これでいいですか」と話しかける。男性の声が箱から「ああ、いいよ」と答える。ぼくはそれがティッシュの箱であり、スマホは台所に忘れてきたことに気づき、慌てて取りに戻る。

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8月1日(六角堂)

 夢に父が現れて、川の中に建つ六角のお堂に妻と二人入ってもよいと許された。しかしその建物には窓もドアもない。さて、どうやって入ったものか?

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