3月8日の夢(講師)

 気づくと以前在籍した会社にぼくはまだ働いている。そこでやはり同じ雑誌を作っているらしい。しかし、社長は女性社長に代わり、彼女は社員を一新したばかりか、出入りの業者も変えてしまったので、コストが革命的に下がった。
 会社の仕事の仕方が変わったことを示すために、証拠写真を社員一人一人ついて撮ることにする。ぼくは湯呑みを手にしてカメラに収まる。これはお酒を飲みながらではなく、お茶を飲みながら仕事をするようになった、という変化を、象徴的に表現するためだ。
 夢中になってコピーをとっていると、もう夜の8時だ。また、こんなに夜遅くまで仕事をすることになってしまったのか、と我ながらちょっと驚く。コピー機の中に、紙といっしょに泥のような素材も突っ込んでしまったため、なかなかコピーが出てこない。
 会社が終わってから、Iさんが新たに作ってくれた映画教室の講師をしに出掛ける。初回こそ生徒がいなくてガラガラだった教室も、2回目の今日は若い人たちで満員になっている。とても嬉しい。生徒たちの前で、偉そうにちょっと気取ってみる。しかし、映画のことでぼくに教えられることなんて、何もない。何を話せばよいのだろう? じきに生徒たちに軽蔑されてしまうに違いない。

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3月5日の夢(目玉型の鬢)

 シュワルツネッガーが技術者につかまって、壁に押し付けられ、バリカンで鬢の毛を剃られる。剃り終わってみると、そこが目玉の形に剃りあげられている。

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3月4日の夢(途中下車)

 浜松のクライアントへ原稿を持っていこうと新幹線に乗ったが、静岡にピアニストのTさんがいるので、途中下車してしまい、言葉を交わすわけでもないのに、1日彼女とともにだらだら過ごす。なんとなくそれだけで心が休まるのだ。しかし、気付くともう6時近い。これでは浜松のクライアントが退社してしまうではないか。
 慌てて新幹線に乗ろうとするが、まず静岡駅を出るための切符が必要なのに、それが見当たらない。改札口にカウンターがあり、そこでお醤油を入れた小皿を渡される。ぼくは思わず、そのお醤油を腕に塗りつけるが、みんなに「それは食べるものだよ」と笑われてしまう。そうか。ここで何かを食べないと、浜松にたどりつけないのだ。

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3月3日の夢(自家発電)

 民主党の小沢幹事長の自宅の前に街灯が一つ建っている。この街灯はいろいろなことをすると、それによって自家発電して灯る仕組みだ。みんなでいろいろ試してみている。「これこれをしたから50ワット」「あれをしたから100ワット」と互いに言いあっている。ぼくは見ている子供たちに「間違えてもいいから、君たちもやってごらん」と勧める。

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2月26日の夢(パーティ潜入)

 どこかのマンションに女性といっしょに忍び込む。玄関には鍵がかかっているが、彼女の爪には何でも開く魔法の鍵が仕掛けてあって、なんなく開くことができた。広間にはいると、二人の男が現れる。ぼくらは慌てて床に伏せる。どうやら見つからずにすんだようだ。
 そこでパーティが始まった。沢山の盛装した参加者たちの間に、ぼくらは身をひそめる。給仕たちもフロックコートにきっちりと身を包んでいる。会場の端まで行き、隣のフロアを覗くと、そこは普通の客たちが食事を楽しむレストランになっている。
 パーティはどんどん盛り上がり、舞台にはこの家の娘や息子たちがいる。いかにも令嬢・令息という感じ。彼らは舞台後方の壁にはしごをかけてどんどん上に登っていく。姿が豆粒のようになり、誰が誰だか見分けにくい。その間に彼らは別の人間とすり替わってしまうのではないかと、ぼくらは目を凝らす。
 パーティはさらに進み、給仕たちが何かを配り、ぼくもそれを受け取る。何度か危ない目には遭ったが、なんとか最後まで敵に見つかることはなかった。

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2月25日の夢(美しいもの)

 沖縄の民宿に滞在している。知能に障害のある男の子が遊んでいる。彼は美しい小さな小物を作るのが得意で、金魚鉢のような透明ケースの中に、主にブルー系の美しいものを沢山入れて、大事にしている。ぼくが「一つほしいな」と声をかけると、男の子の世話をしている女性が「おじさんが一つほしいんですって」と言ってくれる。男の子がはにかみながら選んでくれたのは、汚れたビニール袋だ。ぼくはちょっとがっかり。だが、よく見ると、袋の中に美しいものが沢山入っているのだった。ぼくが喜ぶと、女性も、「ねっ」と言うようにぼくにほほえむ。
 民宿の外に停めてある車に戻る。何か男の子にお返しにあげられるものはないだろうか。ふと見ると、助手席の床にどこかで買ったらしい、美しいものがいっぱい詰まった四角い箱が転がっている。その中にけん玉があった。しかし、紐が長くて、とても複雑にからまっている。それをぼくは懸命にときほぐす。これを実演して見せたら、男の子はこのけん玉をほしいと思ってくれるだろうか。
 いつのまにか夜になっていて、星が美しい。そこへ「Pの本」元編集長のK女史が現れる。「あらまあ、東京で会わなくて、こんなところで」と、お互いににこやかに挨拶をする。この民宿でこれからS社のOB・OGを集めて、不振を極めているピアノの仕事のてこいれのための会議が開かれるらしい。

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2月20日の夢(バス映画館)

 映画館に妻と行く。せっかく真中近くのいい席をとれたのに、その席の周囲は屋根や壁のないバスになっていて、突然走りだした。そして、駅のプラットホームをぐるりと一周。また映画館に戻ってきたものの、そこは隅に近く、スクリーンが見づらい。ところが、ぼくの手元にもミニサイズのスクリーンがあり、それで映画を見ることができた。

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2月18日の夢(大阪取材)

 大阪の動物園に珍しい動物がやってきた。仕掛け人は元Sグループの総帥で詩人のT氏である。早速T氏に取材申し込みをした。T氏のマスコミ取材は二日間の日程が用意されており、その最初の日の午後1時からインタビューと決まった。だが、旧知の大阪のカメラマンはスケジュールが空いておらず、彼の知人の女性写真家に同行を頼んだ。
 当日、ホテルから待ち合わせの時間に取材会場へ出向いたが、彼女は来ていない。もしかしたら彼女との待ち合わせはホテルでだったのかもしれない。あいにく彼女の電話番号も聞いていない。結局、彼女は会場に現れず、ぼくは取材をすっぽかして旧知のカメラマン宅に帰ってきてしまった。
 さて、カメラマンの家はとても広いスペースをふすまなどで区切った、大きな家である。女性写真家も加わって、カメラマン夫婦とぼくらは夜遅くまで会話が弾み、盛り上がる。そして明日、はたして取材を受けてもらえるかどうかわからないが、カメラマンとぼくとで一時にもう一度会場に行ってみることにする。
 気付くと女性写真家が布団を二つ出してきて、その一つを敷いて寝てしまった。まさか彼女と同じ部屋では寝られない。別の部屋に布団を敷いて、ぼくも寝てしまう。
 翌日、起きてから気付いた。あいにく雨だが、ぼくは自分の服も傘もホテルに置いてきてしまったのだ。カメラマンの服と傘を借りて、ぼくらは取材会場に出掛ける。たまたま会場の前でT氏と出会い、詩人どうしの気安さで雑談をするが、取材に来たことを伝えられないまま、彼は中に入ってしまった。さあ、受付の女性たちがぼくらを見ている。昨日すっぽかした取材をはたして彼女たちは許可してくれるだろうか。

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2月17日の夢(面接)

 会社が新宿から一駅のところへ引っ越した。四谷あたりから一駅ごとに会場を借りて筆記の入社試験をし、受かった人は電車で会社に来てもらって、面接をするのだ。会社は里山の前の原っぱのようなところに立っている。同僚の社員たちは移転とともに入れ替わってしまったらしい。皆ぼくの知らない人たちで、しかも皆松の木みたいに背の高い人たちばかりだ。

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2月13日の夢(北海道へ)

 北海道へ皆で旅行することになった。飛行機の時間が迫っているのに、ぼくだけスーツケースにまだ何も詰めていない。あわてて洋服ダンスを開け、日数を計算して下着を詰め込み、空港へと向かう。しかし、冬の北海道へ行くというのに、コートもマフラーも持っていないのに気付き、急いで引き返す。
 再び駅へ向かう。まだこの時代、飛行機はできていない。だから、新宿から私鉄の特急で北海道へ出発する。先頭の展望車の一番前に座ったつもりだったが、気がつくと、そこは前から3列目で、左右に3列あるうちの真中の座席だった。おまけに、ぼくの左隣には若いカップルが座っている。ぼくは右端にお尻をちょこんと乗せた格好で、今にも落ちてしまいそうである。カップルに遠慮して別の席に座るべきではないだろうかと、様子をうかがう。だが、この座席は3人がけだ。それなら、ぼくがここにいても問題ないのだと安心する。

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