6月29日の夢(沸騰した鍋)

 夜に帰宅して、台所で鍋にお湯を張る。今10時半だ。お湯が沸騰したので、中にブロッコリーを入れて茹でる。足元に何かが当たったので、見ると袋に入ったパイナップルがごろんと転がっている。

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6月28日の夢(会社の最後の日)

 駅のエスカレーターに乗る。短い距離だが、ものすごいハイスピード。なぜか右足が変な形に宙に浮いてしまい、エスカレーターを降りた後もうまく歩けない。携帯に切符を読み込んであり、それをかざして改札を通過しようとする。ところが右手に持っていたのは、単なるボロ紙だ。もしかして、そこに切符が印刷されていないかと、念のために皺を伸ばしてみるが何もない。
 今日はぼくの会社の「最後の日」だ。みんなでカラオケパーティーを開いて、お別れ会をするという。会場には三つの入り口があり、そのうちただ一つの「正しい入り口」から入らなければ、参加することはできないのだ。
 ぼくは正しい入り口から入ることができた。ビルの地下にある小さなお店だと思ったのに、中は温泉の大浴場になっている。その湯船は港のように大きい。みんながぼくに声をかけてきたので、景色に見とれるのをやめて、海のような湯船が見渡せる石造りの椅子に座る。カラオケをやっている人たちははるか遠くで、声も小さくしか聞こえない。そういえばぼくは楽譜を忘れてきた。でも、あそこまで行けば、きっとカラオケのマシンがあり、その画面に歌詞が出てくるだろう。ふと隣の男性の顔を見ると、それはぼくより早く会社を辞めた先輩のUカメラマンだった。

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6月25日の夢(フクロウ型計算機)

 フクロウの形をした計算機で計算している。しかし、それが表示している数値は小さすぎる。絶対、こんな数値になるはずはないと思う。何度計算し直しても変だ。
 テレビの台の下から炎が上がる。ぼくは叫び声を上げるが、母も祖母も「あ、本当だ」と言って、見ているだけ。ぼくは「早く水をかけなきゃ」と叫ぶ。

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6月19日の夢(試写室)

 映画の試写室にいる。一本観終わって、休憩中である。ぼくは最前列に座っている。左隣の外国人の男性が「ぼくはエキストラに呼ばれているんだ」と言って、ぼくにバイバイと手を振りながら、席を立つ。ぼくは羨ましいなと思う。そのさらに左隣にいた男たちが彼の席を占領しようと手を伸ばすので、ぼくは彼らの邪魔をして、その席を守る。
 席を立ってロビーに出ると、廊下に座って立ち話していたさっきの男性や映画監督たちと行き会う。監督はぼくに声をかけ、「もう少しエキストラがほしいんだ。きみもあの監督と一緒に出てくれないか」と言う。そういえば有名な映画監督が試写室に来ていた。ぼくは早速戻って、その監督に伝える。彼は「いいけど、ちょっと待って」と言って、階段を降り、右手の方に行ってしまう。それは渋谷駅の井の頭線に続く階段だ。ぼくは階段の上で待ち続けるが、いつまだ待っても彼は帰ってこない。
 知り合いの女性がやってきて、「あなたと私の心と体が互いに入れ替わっていましたね」と、ぼくに言う。

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6月18日の夢(オフィス撤収)

 これまでずっと拠点としてきたオフィスから撤収することになった。皆で内装や、資料、書類などをどんどん解体していく。そして、それらを煮え立つ鍋の中に、ちょうど闇鍋のように投げ込んで、ぐつぐつ煮え立たせる。ぼくは食べられないものを入れるべきだと思うのだが、皆はなぜか食べ物ばかり投げ込んでいる。ぼくは鍋に近づけず、皆もぼくに何かを入れろと促そうともしない。せめて最後に何か食べ物でないものを入れたい。できれば白銀にきらきら光る金属片をいくつか入れたいと、床を探すが見つからない。
 オフィスを閉鎖する記念のD.J.があり、ステージの機材に関心を持って、見に行くが、皆に邪魔にされ、怒られてしまう。女性の心地よいヒップホップを聞きながら、眠ってしまう。
 起きると、鍋は灰緑の豪華なカバーをかけられた棺桶の中に納められていた。既に室内は何もなくなっている。今まで隠されていて、気づかなかったが、大きな窓があり、外に四ツ谷駅が見える。駅の向こうには海さえ見える。ホームから「大阪、大阪」というアナウンスが響いてくる。多分、大阪行きの列車が出発するところなのだろう。同僚の男性が「顧客からの電話に、あの大阪大阪というアナウンスが入っちゃうんですよね」と懐かしそうに声をかけてくる。
 ぼくはその建物の地下にエスカレーターの手すりの上にまたがって降りていく。だが、手すりと天井との仕切りにはさまれかけ、間一髪で飛び降りることができた。ぼくのすぐ後ろにいた男性はまともに仕切り板に頭をぶつけ、「わあっ」と悲鳴を上げて、地下の暗闇に転落して行く。助けなければと思うが、誰も援けに行く者はいない。みんなオフィスを最後に見て回るために、順番に車いすに乗る。詩人の清水哲男さんがぼくの乗った車いすを押して、ぼくを外へと連れ出してくれた。

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6月17日の夢(女友達)

 女友達が立っている。その胸のあたりにウィンドウが開き、画面は上下に分かれている。上半分に彼女の書いた文章が、下半分にぼくの書いた文章が表示される。「上下、それぞれに関係ないから、かえっていいんだよ」と、ぼくは女友達に言う。

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6月16日の夢(廃屋のオフィス)

 世界は崩壊の危機に瀕している。遠くへ逃げたい。だが、ここから出るバスは一つも目指す名古屋には停車しない。あきらめて廃屋を借り、そこに仮オフィスをみんなで開くことにする。しかし、あまりに手狭だ。本はあふれかえり、デスクは皆に行きわたらない。ちょっと手を触れると、ドミノ倒しのように書類が崩れてくる。おまけにぼくのデスクにはゴミ箱がないから不便だ。しかたなく、適当な袋の中にゴミを投げ込む。

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6月15日の夢(残業)

 夕方になって出先から会社に戻った。そこはぼくの本来の部署ではなく、出版部のオフィス。タイムカードを押そうとするが、見当たらない。そもそも最初からないのだろう。近代的なオフィスだが、何かよそよそしい。皆が残業しているので、ぼくも帰るに帰れない。深夜になって、ようやく退社して駅へ向かう。ここは名古屋駅だ。これでは12時過ぎにしか自宅に帰れそうにない。

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6月11日の夢(戦い)

 ぼくらは戦っている。つやつや光る広いフローリングの床に、ぼくと男性、女性各一名が座っている。ぼくらは食事を終ったところだ。ぼくは「we shall overcome・・」と歌いだす。あとの二人がそれに唱和する。ぼくの頬に涙があふれだす。なぜ泣いているのだろう? ぼくらは敗戦し、あとに残ったのはこの三名だけなのだろうか。

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6月9日の夢(D社の庭園)

 D社の一階の部屋で、編集委員のO氏が黒い服を着て、大きなトランクをいくつも荷造りしている。ぼくはもう退社したいのだが、彼の作業が終わるまでは帰れない。しかたがないので、コミック本を読んで時間をつぶす。そのコミックは中年男性の某漫画家が「一色さんに示唆されて書いたから」と言って、献呈してくれたものだ。O氏のトランクが出来上がると、T社長との間で喧嘩が始まった。ぼくは部屋の掃除を始める。どうやら二人はぼくなど眼中にないようなので、ぼくは退社してしまってよさそうだ。しかし、「お疲れさま」の挨拶を言うタイミングが難しい。手を洗おうと外へ出る。うっかりいつもと反対側へ出てしまった。そこはD社の大庭園で、見渡す限り広がる敷地には人工湖や噴水まである。彼らはこんな大邸宅に住んでいたのかと、びっくりする。

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