3月8日の夢(デパート勤務)

 ぼくはデパートに勤務しており、今日は休日出勤している。フロアは殆ど消灯され、真っ暗に近い。「トイレはできるだけその階ですませてください。ほかの階へのドアは施錠してあります。釘などで無理やり開けないでください」と館内放送が流れる。見ると、ドアの鍵を実際にがちゃかせちゃと開けようとしている男がいる。
 ぼくはこのフロアのトイレに行こうとする。トイレの前は劇場の階段席のようになっている。暗闇の中、階段席の背もたれの上をたどって下まで降りる。だが、一番下の席まで降りても、そこから床までは相当の距離がある。しかたなく、また椅子の背もたれをたどって上までのぼるが、最後の段でぼくの靴が何かに引っかかって、抜けなくなってしまった。じたばたしながら暗闇に目を凝らすと、だんだん目が慣れてきた。今まで無人だと思った階段籍の椅子には、顔の見えない男たちが黙ったまま座っているのが、ぼんやりと見えてくる。このまま足を抜けば、お客さまである男の顔を思いきり靴で蹴ってしまうだろう。ぼくは一体どうしたらいいのだろうか。

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3月5日の夢(お風呂と用足し)

 雑誌の仕事のため、編集部へ出社する。専務がいないなと思ったら、箱いっぱいの野菜を持って帰ってきた。これを今度の号の表紙の写真に使うらしい。社長と打ち合わせをするが、何の特集をするのかよく分からず、聞き返すと、それは他の出版物の話で、雑誌の特集のことではないという。夜の6時過ぎになっても、打ち合わせが終わらない。今夜は遅くなるなと覚悟する。
 隣の部屋へ行き、西洋式のバスタブにつかる。すると、浴室へ隣家の母親と小さな男の子が入ってきて、キャッチボールを始めた。浴槽の近くにボールが飛んできたので、ボールを片手でつかみ、男の子に返してあげる。
 帰りに、何かの作業場へ寄る。机の上に大きな紙袋が載っている。尿意を催したぼくは、ジッパーを下げ、その紙袋の下に用足しをする。水たまりが紙袋にうまく隠れた。みんなに見つからないうちに、慌てて身じまいを整え、外へ出る。

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3月1日の夢(レストラン)

 仕事が終わり、後輩の男と二人でビルの中にあるレストランに行く。そこは最近、トレンディなお店として知られている。一種のバイキング・レストランなのだが、料理はあたり一面に天井近くまで林立する部品棚のようなところに、ぎっしりと上から下まで並べられている。早速取り皿を取ろうとするが、どの皿も食べ残しがついていて、汚くてとても手に取れない。ようやくきれいな皿を手に取るが、こんなに大量にある料理のどれもおいしそうでなく、お腹がぺこぺこなのに食べる気がしない。ようやく好物のチャーハンを見つけて皿に取るが、食べてみるとやはりおいしくない。
 ビートルズのメンバーの内、2人とインタビューすることになる。さぞかし厳重な警備に守られて現れると思ったが、マネージャーを連れてひっそりと一人だけが現れる。全然ポールにもリンゴにも似ておらず、疲れた様子ですぐにソファーに横になってしまう。もう1人はなかなかやってこない。

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2月28日の夢(工事)

 仕事が忙しいので、家の補修工事を後回しにしていた。業者から電話がかかってきた。「〇〇です」と名乗る男の声ははきはきとして明るい。「すみません。留守にしていて遅くなってしまって」と、ぼくはウソをついて詫びを言う。業者は「では明日にでも伺います」と答える。早くやってもらいたいのはやまやまだが、明日も忙しいなあと、ぼくは返事に迷う。

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2月24日の夢(ケーキを落とす)

 商店街をケーキを選びながらさまよう。どのケーキもおいしそうで、選ぶのが難しい。昔の会社の同僚のSさんが顔を出し、「これを食べなきゃダメですよ」と忠告したりする。ついにケーキを選び、それを床に置いて、レジでお金を払おうとすると、後ろに並んでいた客が「あっ」と叫ぶ。ぼくのケーキが床の溝に落ち、真っ黒なゴミがついてしまったのだ。立派な黒服を着た支配人が「洗って食べれば大丈夫ですよ」と言うが、ぼくは断固として「買い直します」と言い、同じケーキを支配人に持ってこさせる。
 今日は一本、取材の仕事が入っていたのを忘れていた。ピアノショップのオープン記念に出演した男性ピアニストにあわててインタビューに行く。しかし、カメラを持って行くのを忘れた。ポケットをかき回すと、古い使い捨てカメラがあった。それでどうにかピアニストの写真は撮れたが、お店の写真を撮り忘れてしまった。

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2月22日の夢(大学食堂)

 大学の授業の休み時間に地下の食堂に降り、テーブルで軽食を食べる。皿の端ににんじんが隠れているので、それをつつき出して食べる。もう授業が始まるらしく、周りにいた女子学生たちの姿もなく、ぼくは食堂でひとりぼっちだ。慌てて出ようとするが、荷物が多すぎて持ちきれない。何度も何かを床に落としてしまう。手をやると、頭には帽子を2つもかぶっている。

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2月20日の夢(エスカレーター逆走)

 会社の同僚と新幹線で浜松に出張する。ぼくらの周りに若い女の子たちが何人も乗って騒いでいたが、みんなどこかへ行ってしまった。浜松に着き、降りようとして、後ろを振り返る。すると、ぼくらの座っていた席に忘れ物がいっぱいある。「あっ、あの女の子たちのだ」とぼくは言うが、同僚は「そんなの、いいじゃないですか」と取り合わず、さっさと降りてしまう。
 ぼくは駅のエスカレーターを先に立って降りる。どうも降りにくいし、エスカレーターも変に白っぽい。よく見ると、それはのぼりのエスカレーターである。だが、ぼくは構わずにそれを下まで降りきる。
 駅ビルの出口が大きなこうもり傘のようなものでふさがれている。ぼくはそれを持ちあげて、下をすり抜けようとするが、うまくいかない。立派な身なりをした支配人がぼくを見兼ねて手伝ってくれるが、かえって出られなくなる。よく見ると、その傘を迂回して、みんな左側から外へすいすい出ている。また、ぼくは失敗してしまったらしい。

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2月18日の夢(使えないケータイ)

 ケータイを2台貰った。だが、1台は壊れていて、全く使えない。もう1台を持って歩いてはみたが、電話以外の機能ばかり沢山ついていて、ケータイとしては役に立たない。スイッチを切り替えると、ラジオのように音楽が鳴ったり、CМを流したりする。
 街も随分変わってしまった。大きな床屋があり、ものすごい数の床屋のおじさんがものすごい数の客の髪を切っている。待っている人も店からあふれるほどだ。その店を通り過ぎ、なじみの別の店を探すが、つぶれてしまったのか見当たらない。
 通りではビルを倒す作業が行われている。ところが間違えて、倒さなくてはいいビルを倒してしまった。しかたがないから、もう一度建て直すという。
 近くに橋があり、それは外国の有名な橋を真似たものらしい。ぼくの隣に老人がいて、しきりにぼくに「本当にその橋に似ているのか」と詰め寄ってくる。ぼくはその橋の写真を探すが、橋の全体が写ったものは1枚も見つからない。

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2月17日の夢(コンクール)

 ぼくはあるクリエイティブスタジオに勤めている。社員全員であるコンクールに出す作品をそれぞれ制作することになった。みんな悠然と作っているように見えたので、ぼくものんびりとやっていると、いつのまにか彼らの作品はどんどん完成している。ぼくはアーティストとしては殆ど素人だし、とてもセンスの良いものは作れそうにない。それにある程度できたと思う作品は、なぜかどこかへ消えてしまい、何日経っても完成しない。それでも先輩が「なかなかいいじゃないか」とほめてくれるのに、少し自信が出てきた。先輩たちの中には作品を既に映像に取り込み、試写をしている人もいる。ぼくだけがいつまでも一人、へたくそなコラージュ作品に取り組み続ける。

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2月16日の夢(戦争の終わり)

 ようやく戦争が終わり、あるホールのオープニング式典に出席している。ここの出演者たちは欠席が多いのが問題だ。その女性も休みが多いので、今日も欠勤と思っていたら、遅刻して登場した。しかし、彼女が使っている芸名は本来彼女のものではなく、彼女が演奏する何やら大きな楽器の名前のはずである。ぼくは「そんな芸名はだめだ」と抗議するが、彼女は構わず歌を披露すると言う。しかたなく、ぼくは客席からギターを持って登壇し、伴奏を買って出る。といって、めちゃくちゃな即興演奏をしているだけだ。彼女がぼくに何かを尋ねた。ぼくはてっきり、そのめちゃくちゃな演奏のことで文句を言われたのだと思い、「ただめちゃくちゃに鳴らしているだけだよ」と答える。彼女は「違うのよ。あなたの誕生日はいつ? 私は1月16日。中村さんの誕生日と同じよ」と言う。ぼくはその中村という人に嫉妬して「知らないよ」と、すねる。

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