7月6日の夢(輸送機でヒッチハイク)

 沖縄に米軍基地を見学に行く。車がビュンビュン疾走する道路に、詩人のS氏が立っている。「ここから路線バスは出ていますか」と尋ねると、「出ていないよ」というそっけない答えだ。しかたなく、ちょうど通りかかった巨大な米軍輸送機にヒッチハイクで乗せてもらうことにする。
 輸送機の貨物室は快適だが、前方に小さな横長の窓が一つあるだけだ。米軍機は何かを見つけたらしく、それを追撃するため、どすんと段差を降りて、海の中に入っていく。だが、ぼくは米軍輸送機の強固さを信じているので、他人事のようにその様子を眺めている。

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