11月23日の夢(イラストレーター/箱の中の財布)

 会社で仕事をしていると、「一色さん、お客さんですよ」と呼ばれる。応接室に行くと、見知らぬ女性イラストレーターが「作品ができました」と言って、手書きのイラスト原稿を何枚も取り出す。だが、ぼくは誰に何の目的でこんなイラストを描かせたのか思い出せない。しかも、彼女は息もたえだえに床に両手をついており、ぼくも同じように今にも死にそうである。それでもイラストを見ると、ピアノが描いてあり、手書きの文字が入っている。ぼくは「そんな文字は要らない。書いてもトリミングされるよ」と教えようと思う。
 これから会議があるので、会議室で講師席に対面する形で椅子を並べる。箱の中から資料を取り出す。するとその中にぼくの財布があった。こんなところに置き忘れていたのか。危ない、危ないと思う。

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