9月19日の夢(喫茶店)

 喫茶店だと思っているが、フロアに立ち並んでいるのは木製の書棚。そこにぼくの作った本を並べて、売らせてもらっているらしい。昔の仕事仲間のイラストレーターに依頼して、描いてもらったイラスト付きの本も作って売る。それとは別に、自費出版本も作ってあげたので、その費用として二十万円ほどの代金を受け取った。しかし、描いてもらったイラストの料金を支払っていない。会社に戻って、原稿料支払い依頼書を書かないといけないなと思う。さっき貰った自費出版代と相殺すればよかったなと思う。
 女友達を原宿に遊びに連れて行く。原宿はその名の通り、一面の緑の芝生の原っぱだった。馴染みの店のはずのレストランに入ろうとして、ドアをあけると、中は予想外に狭く、左右に二つのソファがあるだけだ。片側は三人掛けで二人の女子中生が、他方は二人掛けで一人の女子中生が座って、飲み物をストローで飲んでいる。これでは二人並んで座れない。三人が一つのソファに詰めてくれることを期待するが、彼女たちは黙ってぼくの顔を見つめるだけで、動こうとしない。ぼくは外にいる女友達に声をかけて、中に入るように言う。そして、別棟にあるトイレに行く。トイレにはドアがなく、白い大きなカーテンが激しく風に揺れている。風が吹くたびに、ぼくの用を足す姿が彼女たちに見えてしまいそうで、気が気でない。

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