11月3日の夢(白亜の壁階段)

 ちょっとした出来心で白亜の建物にエレベーターで登った。屋上に出て、帰りは白亜の壁の外側につけられた階段を降りることにする。壁は全体が不定形の沢山の階段でできている。一番左の階段を降りようとするが、険し過ぎて、途中で行き詰ってしまう。起点に戻って、なるべく降りやすい階段を探すが、どれも難しそうだ。それでも何とか降りて、地上に戻ることができた。あちこちの建物の窓から人々が見ているので、自分が颯爽と降りる姿を見せられて、いい気分だ。
 ケーキ屋さんのショーケースの前で、包装された箱に火をつける。シューッとロケットのように焔が左に噴き出す。結構、危険な感じだ。帽子をかぶった男の店員が来て、「危ないので、十メートル以上離れたところでやってください」と言われてしまう。

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