6月6日の夢(タクシーで揮毫)

 大きなイベントで司会をすることになり、タクシーで会場に向かう。こういうときは祝いに運転手にご祝儀をはずむべきだ。まず記念として半紙に揮毫をする。この代金が1万3千円。そのほか、あれが8千円、これがいくら・・・と大変な出費になる。そういえば財布にはそんなにお金が入っていない。一番お金のかかる揮毫はやめるべきだろうか。第一、記念に運転手に渡すものなのだから、運転手の方が払うべきで、ぼくが払うのは筋違いではないか。
 そんなことを思っているうちに、ぼくは畳の部屋にいて、半紙に揮毫を終わったところだ。字の下手なぼくとしては、日付や会場や自分の名前もまあまあ書けていて、ほっとする。ところが、いつのまについたのだろう。半紙の上には何かの液体が飛び散った跡が点々と黄色いしみとなって残っている。やっぱり書きなおすべきだろうか。

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