二日分の夢

 昨日はコンサートへ行っていたので、夢がアップできず、二日分です。
(12月25日の夢)
 詩人のM氏は実は会社では有能なコピーライターで、ばりばり働いており、座談会などにも出席している。驚いたことに、ぼくの敬愛する詩人のT氏も同じ職場で働いているのだ。彼らが忙しく働いている隣の会社にいるぼくは毎日ほとんど仕事がなく、蒲団を敷いて寝てばかりいる。
 「今日は展覧会をやる日だ」と言って、六時半頃M氏は会社を出ていった。だが、誰もその展覧会に行ってやろうとはしない。それを見て、同僚の営業女性社員のIさんが「こうしてみると、やっぱりMさんの展覧会は面白くないから、みんな行ってあげないのよね」と笑いながら言う。確かに、彼に人望があれば、義理でも出席してあげるだろうと思う。
 そんなIさんは「あたしは今度ジーンズメーカーに入ることにした。ここではいずれ1万円になるのよね」と得意げに話している。1万円というのは、時給のことだろうか。一人だけこの会社を出て、いいところへ就職してしまうのはずるいなと思う。しかし、彼女がいなくなったら、他社にいる腕利き営業ウーマンのOさんに入社してもらえばいいやとも思う。
(12月26日の夢)
 妻と外国旅行のツアーに出かけた。ガイド役を務めるのは日本人の音楽家で、ある国の地下に眠る音楽遺跡を探訪する旅だ。
 ツアーのゲストとしてソニー・ロリンズが登場する。若い白人である。あれ、ロリンズってこんな人だったっけ? そのロリンズに妻は日本語で「これは○○ですか」と質問する。ロリンズは日本語がわからず、何度も妻に聞き返す。見かねて、別の参加者の女性がロリンズに「○○ってことよ」と説明する。質問ではなく、ただの感想だから、聞き流せばいいという意味らしい。
 そばに透明なパイプがあり、水が流れている。その水に乗って、おみやげが流れてきた。ボールだ。そのボールが割れると卵が現れ、卵が割れると中から猫が現れた。かわいい。ツアーのおみやげに、この猫を一匹ずつ連れて帰っていいらしい。
 妻と空港の通路を急ぎ足で歩く。参加者の男性が押しているカートの中から、ぼくはこっそりおみやげの食品の一つを盗み取る。どうやら気づかれなかったようだ。

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