10月8日の夢(拳銃とのこぎり楽器)

 何かのお店の中に入ると、中に乗用車が一台いて、車内で拳銃を持った男どうしが険悪な表情でにらみあっている。先に入っていった妻がちょうど車のそばにさしかかったとき、その車が後方に急発進してバックする。危うく難を逃れた妻は、店内の事務室に通じるドアを咄嗟に開けて、中に飛び込む。中には女主人らしい女性がいて、急に飛び込んできた妻に驚くが、「あら、逃げるのね」と言って、妻を中に入れてくれる。一方、店内にはどこからか、手に手に拳銃を構えた男達が多数現れ、車の男を追いつめる。男は急いで車を捨てて、店外に逃げ出す。大勢の野次馬が店の周りを囲んで、「つかまった?」と興味津々だ。
 駅のホームで電車を待っている。発車まであと三分だ。すると、若い男性のミュージシャンが「三分間あるのなら、弾いてみる?」と言って、ホームにのこぎり楽器を取りだして、ひょおうひょおう・・・と弾き出す。鋸の上に分銅のような金属の塊を置き、それをあちこちに移動させて調律する。そして、弾き出したのは「宇宙戦艦ヤマト」のテーマソングだ。ぼくは後ろにいる妻に、「もっと前に出て、見たら?」と言おうと振り返るが、妻は興味津々で、既にぼくより前の方で見物していた。

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