4月30日の夢(水中生活者)

(昨日アップしそこなった夢です)
 会社の元社員だったUカメラマンとKライターの二人が今はリタイアして、水中生活者になっている。二人は水中を泳ぎ回って、住所不定の自由な生活をしているが、そんな水中生活者にもちゃんと郵便は届くのだ。手に手に水中マスクを持った二人が今日は陸に上がってきて、ぼくに一通の手紙を指し示す。「この差出人の横田京子というのはあの横田さんか?」とUカメラマンがぼくに尋ねる。ぼくは「横田? 横井ならそうだが、横田なら違うでしょう」と答えるが、かたわらにいた詩壇の重鎮・K氏(Kライターとは別人)が「いや、あの横田さんだよ」と、にべもなく言う。UカメラマンとKライターは水中で生きていても意気軒昂で、ぼくに「一色さんも退社したら水中に入らないか」と誘う。しかし、ぼくは「自分はもっと個性的になりたいので」と、その誘いを断る。そうしている間、ぼくの水で濡れたズボンの裾に火が点き、じりじりと燃え始める。

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