「06_短歌」カテゴリーアーカイブ

捨てたはずなのに ひとことに昔の恋が騒ぎ出すまだ好きなんだまだ好きなんだ ねむら … 続きを読む →

不在の国 悲しみに飽きてしまえば面倒な君ごと捨てる愛だの恋だの どこまでも翻弄さ … 続きを読む →

煙草と栞　３ わたし今 君に恋文書いてるの 好きと嫌いの皮肉をまぜて 辛辣な言葉 … 続きを読む →

煙草と栞　２ 本を繰るくちづけシーンに栞ごとあなたを閉じる瞼が熱い イニシャルを … 続きを読む →

煙草と栞　　１ 欲しい人煙草好きの詩人さん愛読書にはいつも栞が 教会の鐘が響くの … 続きを読む →

花占いとうたつかい 花占い好きか嫌いかよりわける残酷な私と男と恋と 美辞麗句並べ … 続きを読む →

少女と実験室 スカートをたくしあげたるその夜に一輪挿しの赤い花咲く 理科室に飾ら … 続きを読む →

星々の悲しみ 茜雲追って躓く泣いた日に頬を零れる流星ひとつ 夜空にも見えない星が … 続きを読む →

恋愛ごっこ さっぱりと切った髪を弄っては軽くなった過去にサヨナラ 手折られる花一 … 続きを読む →

曼珠沙華 曼珠沙華 花冠は燃え尽きて 褪せた涙を夕べに浮かぶ 紅（くれない）の冠 … 続きを読む →