捨てたはずなのに・・・

捨てたはずなのに
ひとことに昔の恋が騒ぎ出すまだ好きなんだまだ好きなんだ
ねむらないよるを偲ばせたあなたのよこに知り合いの彼
適当にあしらう筈があしらわれ宙ぶらりんに逆さに吊られ
水槽に捨てたはずの沈殿物が透明に輝く彼女と彼氏
思い出が美化されてゆく二十五時夜について語らう二人

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