11月6日の夢(トイレで仕事)

 クライアントのY社からサイレントピアノの新製品が出た。ぼくはPR誌にその記事を書きさえすればいいのだが、妙にその商品に入れ込んでしまい、自分なりに広告のラフスケッチを作ってみることにする。会社には広いトイレがあり、中には楕円形のテーブルがある。ぼくはトイレの中にギターとリュックと資料を持ち込み、そのテーブルを占領して仕事をする。時々トイレから出て、自分のデスクに戻り、資料をまた持ち込む。しかし、ギターとリュックまで持ち込むのは気がとがめて、持ち出そうとする。同僚たちに冷やかされるが、ぼくはそんなこと気にしない。広告制作のために自主的に残業して、打ちこむが、なかなかいいものが出来上がらない。トイレに戻ると、いつのまにかテーブルは他のスタッフたちに占領されていた。しかたなくロビー兼用の廊下に出て、そこにあるテーブルで作業を続ける。

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11月5日の夢(洪水)

 遠い街にある学校にぼくは通っている。めったに授業には出ない。外から帰ってくると、校内で何か事件が起きたらしい。床に誰かの吐しゃ物が広がっている。クラスメートでぼくの子分格の小男が「調査に行ってきます」と走っていく。先生がやってきて、ぼくに「下の講義に出るように」と促す。その講義は少し離れた別の校舎で催されるため、街を歩いて行く。途中傾斜が四十五度を超える急な坂があり、そこが洪水で水が滝のように流れている。とてもここを降りることはできない。戻って、生徒たちであふれる駅の背後を通り抜け、校舎らしい頑丈な石造の建物に入る。女性たちが弁当を手渡してくれる。ぼくにはお魚が二匹。教室は二階にあるらしい。

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11月4日の夢(壊滅する世界)

 風邪をひいたらしく、いつもの医者に行く。だが、新任の医師に交替していて、2時間待ってもまだ順番が来ない。待合室は患者たちで満員だ。
 ふと上を見ると、まるで雲のように無数の岩が空を飛んでいる。ぼくはとっさに外に飛び出し、「岩が落ちてくるぞ! 危ない! 逃げろ!」と叫びながら、頑丈そうなビルの中に駆けこむ。窓から見ていると、地上に次々と岩が落下し、飛行機も墜落して、あたりは修羅場のようだ。それでも、ぼくはなんとか会社に行こうと、道を歩き出す。傷だらけの電車がよたよた走っているので、それに乗る。ドアは壊れて、荒縄で縛ってある。次の駅でぼくは縄をほどいてドアを開け、懐中電灯を振り回しながら、「発車します!」と乗車を促す。ホームの上には沢山の人たちがいて、黒人も混じっている。人波をかきわけて、1人が乗車する。ぼくは再びドアを縄で縛りつけ、電車はまた首都へ向けて走り出した。ぼくの風邪はすっかり良くなったようだ。

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11月3日の夢(山田電器)

 山田電器に買い物に行こうと、池袋で電車を降りる。駅前の広場は雪が積もっていて、地理が全くわからない。それでも遠くに山田電器の建物が見えるので、その方向へ向かう。庭園のような広場に出る。ここはテレビの撮影用の広場だろうか、なにか不思議な空間である。今夜はともかく泊まることにして、旅館に入り、部屋で新聞を読む。山田電器のチラシが入っているかと思ったが、新聞にはチラシは入っていない。

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11月2日の夢(2次会のコップ)

 詩人会の会合の後の2次会で、夜遅くなってしまう。もう家には帰れない。前でかわいい女の子なのに、おばさん声の二人の女性が挨拶している。テーブルの上に伏せてある湯呑を取って、お茶を注ごうとすると、そこには呑み残しのお茶が既に入っているので、やめる。テーブルにはほかにガラスの杯とコップがある。このどちらかにお茶を注ぐべきかやめるべきかと悩む。

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11月1日の夢(未来旅行)

 バスで未来へ観光旅行した。現在に帰還し、マンションの前の広場で最後の休憩をとる。未来の川に現在から土砂を何度も寄付した人がいるという。

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10月31日の夢(女子校と男子校)

 ぼくは学校のベランダにいる。校舎の中では女子高生たちが楽しそうに授業を受けている。けれど、ぼくはその仲間に入れてもらえない。ここは女子高だからだ。
 今度は仲間に入ることができた。ここは男子校だからだ。夏の間、ぼくらはここで共同生活することになるのだが、ぼくはひたすら読書に没頭して、皆とはなじむことができない。

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10月30日の夢(舗道の引き出し)

 ぼくの部屋に2つのベッドが並んで置かれ、それぞれに知らない若い女性が寝ている。そのうちの1人が「東京の家へ帰る」と言うので、「ぼくも帰る」と言って、一緒に部屋を出る。あとに女の子一人だけが、ベッドに眠った状態で残る。部屋の出入り口は床から天井まで1枚ガラスのサッシ戸。鍵をかけず、少し開けた状態で外へ出たが、なんだか不用心だ。後でそのことを咎められないだろうかと、不安になる。
 いつのまにか女性はいなくなり、狭い舗道をぼく一人で歩いている。後ろから男が早足で歩いてくる。男に追い立てられるように、ぼくの足も早まる。前方の舗道に空っぽの引き出しのようなものがある。その中へ足を踏み入れる。

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10月28日の夢(変な時計)

 会社で働いていて、なんだか風邪を引いたようなので、5時に病院を予約する。予約時間の「5時」というのは、5時までに行けばいいのか、それとも5時までに行かなくてはいけないのか。後で説明書を読んで確認しようと思いながら歩き出す。なぜか会社の周りを歩いて一周するうち、そのことを忘れてバスに乗ってしまう。おまけに、途中の停留所でなにげなく降車ボタンを押し、そこで降りてしまった。そこにはぼくが予約したのではない、別の病院がある。なんとなくその病院に入ると、何かを測定する機械があった。スイッチを押すと、円い図形を描いた紙が出てきた。同じ紙をもう一度機械に入れ、スイッチを押す。同じ紙に位置が少しだけずれて、二重の円が描かれて出てきた。しかし、こんなことをしていても時間の無駄だ。腕時計を見ると、まだ4時半である。今からバス停に戻り、またあのバスに乗れば、5時に予約した病院に着けるだろう。けれど、どうも時計が変だ。よく見ると、12の文字があるべきところに5の数字が書かれている。一体、今は本当は何時なのだろうか?

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10月26日の夢(団体行動)

 学校か何かの団体行動で、ぼくらは電車に乗せられ、遊園地に向かう。電車といっても、屋根のない遊園地のお猿電車のようだ。予定では行き帰りに、ぼくがマイクを握り、みんなにガイドとして説明することになっている。ぼくは片手に台本のメモを持ち、意欲満々だ。ところが、先生たちは「時間がないから」と言って、ぼくにはマイクを渡さず、他の生徒たちが往復とも話すことになる。ぼくは口には出さないが、悔しくてしかたがない。帰りの駅に着いた。テレビ局の取材クルーがぼくを取り囲んで、撮影を始めた。彼らは予定変更を知らされておらず、ぼくがガイドを務めたというアナウンスを始める。これでいいのだ。ぼくはプライドを回復して、満足する。

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