1月5日の夢(会社でテスト)

 会社で突如、社員の知力を試すテストが行われることになった。一つ目のテストは男女二人でペアになり、渡された台本に従って即興でお芝居をする。これは相手との息もぴったりで、無事にパス。
 次の会場へ移ろうとすると、隣接する空港で爆発事故が発生。真っ赤な火の玉が上る中、皆走って逃げる。
 次のテストは、全く架空の都市に攻めてくる敵に対して、どう守るかのシミュレーションをするというものだ。地図を渡され、試験官から説明を受けるが、地図の地名などに何か象徴や寓意が含まれている可能性があり、必死で考えなくてはいけない。ぼくのパートナーの女性を目で探す。どうやらみんなから離れて、壁際でぽつんと立っている赤い服の女性がそうらしい。時々近くに寄ってきたりするが、なにげないふうを装っている。本当に彼女なのだろうか。社員たちは大きなテーブルの周りに集まって、互いに情報を交換し合って謎を解こうとしている。ぼくは彼らの仲間には入らず、こちらの端に座り、たった一人でこのテストに立ち向かおうとする。テストが実施されるのは、週末の連休明けであるらしい。

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1月4日の夢(別所さんのインタビュー)

 S誌の編集部で、女性タレントのインタビューをした後、俳優の別所哲也さんをインタビューする。終わって、憧れの別所さんと一緒に帰りたいと思うが、前の女性をインタビューした部屋にUSBメモリーやその他の機材を忘れてきたことに気づき、慌てて取りに戻る。さらに別の部屋に行くと、そこはメイクアップルームで鏡の前に二人の女性が座って、お化粧を直している。顔は鏡でしか見えないが、1人は有名な女優さんで、右がさっきのタレントだ。そこで即席にインタビューの続きを始めるが、なぜか左右の女性を取り違えて話しかけ、注意されてしまう。しかも、レコーダーを回すのを忘れていて、「ちょっと待ってね」と取りに戻る。
 そんなごたごたが終わり、別所さんと一緒に帰ろうと、自分も服を着替える。ところがズボンとズボン下とに足がうまく入らず、時間がかかってしまう。でも、外から玄関に別所さんが首を出して、ぼくを待っていてくれるのが見えた。大喜びで玄関に降りる。そこは学校の靴脱ぎ場のように一面に簀子が並べられていて、周囲に沢山の靴がある。なのに、ぼくの靴だけがない。専務が出てきて、探してくれるが、やはり見つからないので、別の靴を貸してもらう。専務が出してきたのは緑の笹の葉で編んだ靴だった。それを履いて、大急ぎで外に飛び出す。しかし、さすがにもう別所さんは待っていてはくれなかった。しかも、駆けだすと数歩で緑の靴は解体してしまった。だが、不思議なことにその下にぼくは黒い布製の靴を履いていたのだった。
 がっかりして地下道のようなトンネルを歩く。すると曲がり角から別所さんが連れの男と現れて、ぼくのすぐそばをすれ違う。ぼくは声をかけようかどうしようかと迷うが、結局声をかけそびれ、別所さんの姿は見えなくなってしまう。

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1月3日の夢(雨漏りするビル)

 会社が新しいビルに引っ越した。ぼくはそのビルの階段を、カバンとギターケースともう一つ小さなバッグ、それに傘を持って上って行く。そんなに荷物を小分けして持っているのは、その方が忙しそうに見えるからで、本当はたいした仕事なんてないのだ。階段は天井から激しい雨漏りがして、床は水たまりでいっぱいだ。見た目は立派なビルだが、こんなに雨漏りがひどいのは不動産屋にだまされたからだろう。2階にタイムカードと、社員のためのロッカールームがある。ぼくはそこで大荷物をどう置いたらいいか戸惑う。それにしても、このビルは階段の感じとか、以前の社屋とあまりにもそっくりだ。でも、ここが今日から通う新しい社屋なのに。

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1月2日の夢(坂の上の川)

 残業をして、深夜の街を歩いている。神宮前の交差点で、同僚のコピーライターが携帯で「これから打ち合わせに行き、1時過ぎに会社に戻ってまた直しを入れる」と電話している。ぼくはそのまま直進して、坂を登る。坂のてっぺんに立つと、その向こうは多摩川だ。水面が星明りにきらきらと光っている。回れ右をして、戻ろうとすると、坂が殆ど崖のような急斜面になっている。おまけに両側の家が左右に迫っていて、壁がなくなり、勉強している受験生など住人の姿がむきだしになっている。ぼくは墜落しそうな急こう配を両側の家に迷惑をかけることなく、なんとか降りることができた。麓で左折し、月明かりの広場を駆けていく。
 会社に戻ると、上司の小太りの男がホモ・セクシュアルらしく、ぼくに関係を迫ってくる。ぼくは身の危険を感じて、逃げ出すのをやめ、相手のペニスをズボンから引き出す。巨大な四角いはんぺんのようなペニスをぼくは愛撫する。相手は歓び、何度もねばねばした液体がぼくの指につく。
 オフィスはガラスの壁でいくつもの小部屋に仕切られていて、それを通り抜けないと次の部屋にいけない。ホモの上司が自分の部屋で出かけるための身支度を始めたので、隣の一番奥の部屋に入ったぼくはそこから出られなくなってしまった。その部屋にいた同僚たちもプレゼンに出かけたいのだが、「あいつのせいで、いつも出られなくなるんだよな」とぶつぶつ言いながら、彼の支度の終わるのを待つ。その間にプレゼン資料の検討をしているので、それを覗く。宮崎駿の初期のイラストが沢山入っていて、とてもきれいな資料だ。
 ぼくは会社でみんなが忙しそうに仕事をしているオフィスで、1人だけひのデスクの上で寝ている。しかし、不眠症になってしまって眠れない。そこへ二人の知らない女性がやってきて、「すみませんが問い合わせをしたいので、電話を貸してください」と同僚たちに頼みこむ。ドアを開けたままの隣室から、先輩の経理の女性が顔を出す。ぼくに「そいつらの言っていることが本当かどうか、会話を盗み聞きしてチェックしろ」と言うのだ。もとより、ぼくもそのつもりだ。デスクの上をごろごろと転がって、聞き耳を立てるが、特に怪しい様子はない。しかし、ぼくの不眠症は深刻だ。

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1月1日の夢(宇宙のリンゴ)

 人間は深宇宙にまで進出、一人の研究者が実験的に宇宙でリンゴを栽培している。食糧増産につながるはずだという。ご飯にリンゴを混ぜて、炊き込みご飯にする。ご飯は五穀米のような感じで、リンゴの入っている部分はジャリジャリして、なんだかゴミっぽい。

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12月30日の夢(戦い)

 ビルの中で、ぼくらは10人程度のグループで敵と戦い、勝利した。指揮をとるのは編集者のFさんだ。戦いが終わって、バスに乗ると、作家のR夫妻の姿がない。あんなに勇敢に戦い、敵をやっつけたのに。「いくら戦いだからといって、敵をピストルで射殺した人とは、一緒にいられない」とFさんが言う。
 女友達と電車に乗って、一緒に詩を書く。お互いの作品を見せ合うと、「はるか遠くの……」というワンフレーズが二人で偶然一致している。二人で喜んでいると、電車がちっとも動かない。車掌が指令室に「前方に10人のホームレスがいて、発車できません」と報告しているのが聞こえる。

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12月29日の夢(新幹線乗り違え)

 長老女性詩人のKさんと、男性社員と三人で浜松へ企画書を持って出張する。新幹線でお弁当を食べ、そろそろ着く頃だと窓の外を見る。なんだか風景が違う。改めて車内を見回すと「北陸新幹線」と書いてある。もうすぐ加賀温泉駅だ。

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12月28日の夢(車掌の講演)

 中央線の快速電車に乗ると、出入口付近の椅子が取り払われていた。そこに車掌が立ち、車内サービスとして講演をしている。話の内容は、いろいろな人の「おはよう」の挨拶をテープにとって、車内放送で流しているが、その録音が大変だという苦労話。大半は車掌の詰め所で録るのだが、日によっては数が集まらないことがある。その場合はテープの両端をカットすると、全体のボリュームがアップするのだそうだ。しかし、車掌の講演なんて退屈だからと、椅子の下の床で寝ているご婦人もいる。そろそろ新宿駅が近づいたので、車掌も持ち場に戻り、乗客たちは一斉に降り支度を始める。はて、ぼくはどこの駅で降りるんだっけ。確か新しい会社が御茶ノ水駅の後ろの改札を出たところにあるはずだと思いだす。
 30年以上前にもらったH氏賞の記念品は黄金の置時計である。これを手に抱えて持ち歩いているうちに、地面に落っことしそうになり、思わず「おおっ」と声を上げてしまう。周りにいた女性たちが「それを落っことしたら、2度ともらえませんよ」と笑う。それもそうだなと、大事に地面に下ろす。

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12月25日の夢(残業)

 夜遅く残業している。年下の役員のMくんがやってきて、「クライアントの財団の新しい担当者が、メカにはどんなものがあるか知りたがっているので、会社の中にある雑誌をしらみつぶしに調べて、メカの絵を探すように」という指示を出した。早く退社したいのに、これではまた徹夜残業だ。しかたなく、棚のあちこちにある古雑誌の束を見つけてはページをめくるが、そんな絵は見つからない。しかも、Mくん自身は同僚たちの「えっ、帰るんですか」という抗議の声を振り切って、退社してしまった。困惑していると、数時間後にまた戻ってきたMくんは「ほら、こういうのだよ」と、勝ち誇ったように、どこかの雑誌から破り取ってきたイラストをぼくらに見せる。

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12月23日の夢(要塞渋谷駅)

 今日は今年最後の出社日だ。仕事もないので、早く家に帰りたい。けれども社長がやってきて、社員を全員いったん社屋の外に追い出す。出てみると、そこは岡のてっぺんにある渋谷駅だ。渋谷駅は要塞のような造りなので、敵に責められても万全だなと思う。反対側にはなみなみと水をたたえた多摩川が流れているので、裏から攻められる心配もない。けれど、南側だけはなだらかな斜面で、白い無人の道がどこまでも続いている。こちら側だけは防御を固める必要がありそうだ。
 社内に戻ると、皆は忙しく働いているが、ぼくは何もすることがないので本を読んでいる。すると専務がやってきて、「わが社は来春新しいビルに移転します。ついては今夜引っ越しをするので、あなたも時間があれば自分のデスクだけでも、向こうに運んでおいてください」と、引っ越し先の地図を渡す。やれやれ、今夜も帰れないのかと思う。
 布団の中でごそごそしている。周りを豪華な和服に身を包んだ吉永小百合がうろうろしている。

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