6月8日の夢(桑田さん)

 医院の待合室にいると、サザンの桑田さんから電話だ。これからそっちへ行きたいと言う。クリニックの場所を教え、入り口を気にしながら待っていると、サングラスをかけた彼が現れた。片手を大きく上げて合図する。彼も片手を軽くあげて目配せする。ふたりで並んで座れる席はなさそうだ。持っている本に目を落として読書するふりをしていると、彼が背後に立った気がする。

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6月5日の夢(劇中劇)

 ぼくの部屋なのだが、観客たちが座っていて、部屋の一角が舞台になっている。ぼくはズボンを脱いで、それを折りたたみながら舞台を見ている。
 舞台に近所のおばさんが二人登場。「ここならできそうだよ」と言って、コントを始める。一人のおばさんが「この街の地下には死んだ人が住んでいる。ほら〇〇ちゃんが……」とセリフを言うと、死んだはずの〇〇ちゃんがランドセルを背負って、部屋の中に現れる。

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6月6日の夢(インタビュー)

 Y社銀座店のK店長に、歴史の趣味の話でインタビューしようと、ジャズ喫茶に行く。ソファーに座ったK氏と店の主人と、さあインタビューを始めようとしたとたん、レコーダーを忘れてきたことに気づく。店主に「この近くにレコーダーを売っている店を知りませんか」と尋ねると、「ありますよ。〇〇に買ってきてもらおう」と言って、若い従業員に言いつけてくれる。
 彼が帰るのを待つ間、店主は以前ぼくが来店したときの動画を再生してくれる。名前だけでなく、帽子などの特徴からたちどころに来店客を割り出して、以前の動画を検索できるのだという。でも、その検索システムは紙のカードでできていて、そこに付箋が張ってあり、アナログである。動画にはぼくがパーティーで、顔にいろんなものをぶつけられてキャーキャー言って楽しんでいる様子が映し出される。てっきり初来店だと思ったのに、こんな過去があったのだ。
 そのとき、壁のドアが開いて、奥から長門博之氏が一瞬顔を出し、すぐ引っ込む。ぼくは「あっ、長門さんだ」と言う。
 そういえばカメラも持ってこなかったが、Kさんなんだからまあいいや、と思う。

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6月4日の夢(詩の専門書店)

 ビルの2階にある本屋さんに行く。そこは詩の本の専門店のはずだ。ぼくのほかに客はおらず、詩の専門出版社の社長と若い男性社員がいる。ぼくは彼らに気づかないふりをして、本をひとしきり探すふりをしてから、挨拶しようと近づくが、それは別人だった。本屋はもう閉店するのだろうか。書棚はがらがらで、床には本が散らばっている。階下に降り、ビルの玄関でぼくはゴミを不法投棄しようとする。金属の縁のついた布の袋だ。だが、思い直してまたそれをカバンに入れ、ぼくはそこを立ち去る。

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6月3日の夢(着替え)

 職場で同僚たちとの集合写真を撮ってもらう。ふと気づくと、ぼくは変な格好をしている。首にラクダのアンダーシャツをマフラーのように巻いているのだ。これはまずいと思うが、2列に並んだ後列にいるから、多分写真ではわからないだろう。
 撮影が終わり、急いで階段を駆け下り、着替える場所を探す。1階下のそのフロアは人が少ないが、中国人かアメリカ人のための国際学校のようで、ここで着替えるのはまずそうだ。さらに階段を降りて、1階の玄関から駆け出す。そこは小学生時代のどろどろの校庭である。ズボンを脱ぐと、汗と泥で真っ黒に汚れている。しばらく躊躇したが、ほかに替えのズボンはないのだから、あきらめてまたそのズボンをはく。

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5月31日の夢(個室の中の個室)

 会社のトイレへ行く。個室に入って用を足し、ふと見るとドアの鍵が外れて、半分開いている。慌てて鍵をかける。トイレットペーパーは大きな力で引きちぎらないと使えない。しかも、お尻を拭ききるには足りない。そのとき突然、個室の壁の隠しドアからむさくるしい老人がぬっと出現する。こんなところにもう一つ個室があったのか。驚きながら水洗のひもを引っ張ると、大量の水が便器からあふれ出し、個室の外に置いてあったぼくの鞄や上着が汚水で濡れてしまった。

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5月29日の夢(スイートルーム)

 女性スタッフがホテルの部屋を借りて、撮影をするというので、ついていく。みんなは庭の見える明るいリビングルームに商品を置いて撮影しているが、ぼくは暇なので部屋のもっと奥を見に行く。たくさんの付属部屋があり、一番奥は薄暗い中に布団が2つ並べて敷かれた和室だ。こんなに広いのはスイートルームだからだろうと思う。

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5月28日の夢(恐怖のトイレ)

 エレクトーンの特集本を作りたいとY社が言いだしたので、エレクトーン博物館へ取材に行く。ここにはもはや歴史的遺物となった古いエレクトーンが沢山収められている。用を足したくなり、トイレのドアを開けると、鍋の中でドライアイスが煮えたぎっていて、その中に初老の男の首がある。ぎょっとして、そのトイレをあきらめ、別のトイレへ行く。ドアを開けると、もっと怖いものが見える。新しいトイレのドアを開けるたびに、いっそう怖い世界が広がる。「こんなことなら、一番最初のトイレで用を足しておくべきだった」と思う。

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5月27日の夢(姉妹)

 老教授が引退することになり、それを記念するパーティーがある店で開かれることになった。そこへ対照的な性格を持つ姉妹がやってきた。先に現れたのは妹の方。
 老教授はカウンターの中でくるくるとバーテンダーのように働いているが、頭の上までシャツをかぶっているので、まるで首のない男のように見える。そして客のいるフロアに出てきて、テーブルの上の袋を開ける。それはさっき女性客が置き去りにしていった袋だ。中からヤマハの楽器のカタログなどがばらばら出てくる。「だって、こうしないと、生涯ヤマハの楽器の世界なんて、見ることがないからね」と彼は言う。

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5月25日の夢(古いしきたり)

 新しいマンションに引っ越した。ひとりで留守番をしていると、吹き抜けになった下のフロアから、見知らぬ一家が不機嫌な顔付きで我が家へと登ってくる。どうやら、このマンションには古いしきたりがあって、ぼくらをそれに従わせようとしているようだ。

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