4月24日の夢(女社長)

 知人夫妻が経営する画廊で、週明けの月曜日から賭博場を開くことになり、その準備がすべて整った。もう帰ろうと思い、ダンナの方に「月曜は何時から営業ですか?」と聞くと、「10時からです。その方が事務的に都合がいいんですわ」と言う。賭博場だから、当然夜に営業するものと思っていたので、意外だった。
 早く家に帰りたいのに、なぜか女社長がぼくを外に連れ出した。もう夜で、細かい雨が降っていて、少し肌寒い。そういえばコートを画廊に忘れてきてしまった。これではそのまま直帰できないなと思う。女社長はぼくに「フランスへ留学するお客さんに本を書いてもらいたいの。フランスに渡る前にパリへ留学した気分を味わってもらえたら、とっても喜ぶと思う。SMAPの中居くんにデートしてもらったらいいと思うのよ」と言う。ぼくは「中居くんのギャラはとても高いし、タレントは不特定多数のために仕事はしても、個人のために仕事を頼むことはできません。そんなことは不可能ですよ」と社長を説得する。
 そのとき、ぼくがちょっと目を離して、もう一度社長の方を見ると、彼女は道路に転がっている。しまった! 目を離しているすきに、車にひき逃げされたのかもしれないと思い、慌てて屈み込んで「車に轢かれたの?」と尋ねる。すると、彼女は倒れたまま、ぼくの手を握り、ぼくの指先を愛撫し始める。どうやら、道に倒れたのは演技だったらしい。こんな女にそんなことされてもちっとも嬉しくない。やめてくれ。早く帰りたいと思う。

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