7月10日の夢(小人の医者)

 畳の部屋で男たちとごろ寝して共同生活している。外へ出ると、隣のビルでテレビ映画の撮影中だ。戦隊ものとかそんな感じのドラマらしい。ぼくは段ボールを手にしているが、中に入っているのは小型のキーボード(楽器)だ。ロケに参加している少年を見ると、ほとんど全裸である。隣がクリニックでそこで診てもらいたいと言うので、連れていってやる。さすがに少年は下半身にズボン下のようなものをつけている。

 診察室に入ると、医師は頭の禿げた小人で、椅子に座らずデスクの上に座っている。そうしないと患者と視線の高さが合わないのだ。診察料を払おうとすると、もう医師の姿はない。ぼくの段ボールの中のキーボードもなくなっている。こんな危険な場所は今日中に引き払って帰ろうと思う。

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