1月9日の夢(S社OGの訪問)

 原宿にある勤務先に出社すると、以前この会社にいて別の業界に転職した女性が来訪し、玄関先で若い女性社員と話している。彼女はきりっとした顔でぼくに「この時代に業界で発展しているのは、私の会社だけです」と誇らしげに告げる。ぼくは「成功したのはどうして? きみはどうやって会社に貢献しているの?」などと、先輩風を吹かせながら矢継ぎ早に質問を浴びせかける。かたわらの後輩社員が小さな声で質問しかけても、それを押しのけるように大きな声で話すぼくは、我ながら権力的だと思う。女性もぼくに臆せず、はきはきと胸を張って答え、三人の問答は二階のオフィスで椅子に座っても終わることなく続く。

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