5月14日の夢(スーパーの周年記念日)

 実家のそばの丘の上に建つスーパーの何十周年かの記念行事に招待された。もうすぐぼくはこの土地を立ち去る予定だ。スーパーの歴史はぼくのこの土地での歴史でもあり、一角にはぼくの寄贈した子供向け絵本の図書コーナーもあって懐かしい。イベントの最後の挨拶で、そうした思いをスピーチしようと思う。
 楽屋でスピーチの準備をしていると、老人がにこやかに近寄ってきて、ぼくに縦長の四角い桶のようなものを手渡す。中には傘や棒のようなものの三点セットが入っており、ぼくへの餞別らしい。
 しかし、イベントはぼくのスピーチなしに終わってしまい、ぼくは衝撃を受ける。ぼくを送り届けるバスが出るからというので、ぼくは大慌てで急な崖道を駆け降りる。石段というより岩山を転げ落ちていくようだ。気がつくとさっき贈られた餞別もどこかへ行ってしまい、バスもぼくを残して発車してしまいそうだ。

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