4月16日の夢(飲み物を求めて)

 どこかの町で詩人会議のような集会があり、広場にはたくさんの露店や屋台が出ている。おいしい飲み物を出す店があるというので、ぼくは広場の露店を一つ一つ覗いていく。しかし、ぼくの見る限りでは、飲みたいと思うようなものはどの店にもない。自販機でもいいやと思うが、それにも飲みたいものはない。広場から出て、少し先の道路にある自販機に行く。けれど、自販機の周りには雑然と物が散らかっていて、近づけない。手を伸ばして、なんとかコインの投入に成功する。するとがちゃがちゃと音がして、沢山缶ジュースが出てきた。だが、自販機の前にはヤクザのようなお兄さんたちがたむろしていて、それ以上近づけない。やむをえず広場を通ってホテルに戻り、館内の自販機を覗くが、やはり欲しい飲み物は見つからない。
 ホテルの中で若い男が突然、発作を起こして叫び出した。女性従業員が男をどこかへ連れて行き、救急車を呼んでと言う。ホテルから少し離れたところに救急車が到着した。乗っている男が「今連れてこないと入院できないぞ」と叫んでいる。だが、男も女性従業員もどこへ行ったのか、姿が見えない。ぼくも心配になり、下へ降りようとするが、一階と二階をつなぐ移動式の階段が取り外されてしまい、下へ降りることができない。

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