5月6日の夢(トイレ食堂)

 トイレに行きたいと思うが、トイレは満員で入れない。トイレの前に社員食堂があり、みんなが昼食を食べている。ぼくはUくんとSさんの間に座る。ここはトイレでもあるので、ここで座ったまま用を足そうと思うが、いくらなんでも大きなものを出せば、隣にいる二人は臭くて、食事ができないだろう。あきらめて席を立つ。
 クライアントの事務所にOさんと一緒に打ち合わせに行く。クライアントは「ピアノの上に新しい取材先を書いたメモがあるから、見なさい」と言う。何枚もカードがあり、これらを全部掲載したらページが足りない。「取材を引き受けたコンサートでも、ピアノ以外の楽器のものはこれを機会に掲載するのをやめよう」と、ぼくはOさんに言う。
 帰るため、港に行って、船に乗る。船といっても、それは水面からわずかに顔を出した桟橋のようなもので、それも片仮名の「ヨ」をもっと複雑にしたような不定形をしている。出航を待つうち、自分が靴をはいていないことに気がつく。どうやらクライアントの事務所に忘れてきたらしい。ぼくの生家のあったあたりの坂のような場所を上り下りして、そこへ戻る。

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