6月22日の夢(I氏の家)

 デザイナーのF氏の紹介で、老詩人のI氏の家に行く。I氏の家は壁が水色で、ぶつぶつの肌触りになっているなど、かなりパブリーな感じの邸宅。本棚にはぎっしりの本のほか、さまざまなものが詰め込まれている。知らない男女が多数、パーティーの雰囲気で邸内にいて、談笑している。ぼくは誰も知り合いがいないので、もう帰ろうと思うが、そこへ当のI氏がやってきて、ぼくのそばに座って、親しげに話しかけてきたのに驚く。白髪をきれいに撫でつけたI氏はとても品が良く、感じがいい。彼はぼくに新横浜からの新幹線の切符の買い方を尋ねる。今まで新幹線の切符を買ったことがないというのだ。ぼくは「駅まで行かなくても、パソコンで買えますよ」と教えるが、I氏は多分パソコンなど扱わないのだと気がつき、「あっ、そういうことだけはIさんはやりたくなかったのですよね」と、フォローすると、彼も苦笑する。
 帰りに、パーティー参加者全員で、近くの蕎麦屋に入る。ここもパブリーなかっこいいモダンな蕎麦屋さん。ぼくは蕎麦を食べ終わって帰ろうとして、うっかりレジを通らないで、街路に出てしまう。これでは食い逃げになってしまうので、慌てて店内に戻ると、レジには長い行列ができていて、どこが尻尾かわからないくらい。途中で並び替えさせられたりして、なかなか支払いまで進めない。

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