7月30日の夢(席がない)

 会社の建物はちょっと小学校のような造りで、一本の廊下の片側に三つの部屋が並んでいる。でも教室のように大きな部屋ではなく、小さな飲み屋のような感じ。いずれの部屋も中央に大きなテーブルがあり、その片側に椅子が三つずつ並んでいる。ぼくがトイレに立って、再び戻るとお菓子売りの男の子がセールスに来ていて、女子社員たちは全員廊下に出て、そのお菓子に群がっている。注文によっていろいろ好物をトッピングできるということだ。みんながああでもないこうでもないと商品を選ぶのに時間をかけている間に、男の子は女子社員の一人と片隅に行き、なにかいちゃいちゃと話し始める。ぼくは「これでは営業妨害じゃないか。帰ってくれ」と強く男の子を叱りつける。それでようやく秩序が戻り、社員たちも席に戻ったが、いつのまにか椅子はベンチに変わっていて、ぼくの座る席がなくなっている。おまけに、ぼくのやるべき仕事ももう何もないようなのだ。

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