9月24日の夢(絵に隠された秘密)

 結婚式のプレゼントに大きな絵を送ることにする。この絵にはある秘密が隠されているのだ。結婚式に向かう途中、ぼくはその絵を持って、式場の隣のケーキ屋に立ち寄る。ここでケーキを買ったから、もう準備は万端だ。ほっとして式場に向かおうとして、ぼくは敵と遭遇する。そいつは「絵を検査する」と称して、絵に黄色のペンキをかけようと待ち構えていたのだ。雨も降ってきた。絵を濡らすわけにはいかない。だがぼくはうまく敵の目をかいくぐり、式場に到着する。突然のぼくの登場にとまどう参列者たちに、「この絵を式の途中で全員に公開してほしい」とお願いする。

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9月11日の夢(宮殿の廃墟に住む)

 大きな家に下宿している。ぼくのほかにもう一人、男子学生が入居しているが、今は外出中。隣室に暮らすのは立派な体格の奥様とその娘、そして孫たちだ。

 ぼく以外の全員が外出したので、ぼくも出かけることにする。改めて外からぼくの暮らす家を眺めると、商店街から少し離れた場所にある、宮殿の廃墟のような建物であることに驚く。守衛の老人が「もう少し商店街に近ければ、レストランなんかも入居してもらえるんだけどね」と話しかけてくる。しかし建物は至る所工事中で、たくさんの作業員が働いており、なかなか自室に戻れない。建物には大型テレビがあちこちに設置されており、先ほどの家族たちはそこでテレビに見入っている。

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8月31日の夢(職務質問)

 詩人たちの会合から車で戻る途中、警察官に呼び止められる。運転手は外国人で、既に何杯か酒を飲んできたらしい。それだけでアウトだ。ぼくは鞄の中身を警察官に見せる。くしゃくしゃにした紙の束と夢日記、来年用の年賀状を宛名順に輪ゴムでとめたものなどだ。

 ぼくの家に上がり込んだ刑事は、まず年賀状をチェックし、怪しいところはなさそうだという。一枚だけ亡くなった女性詩人のMさん宛のものが混じっていたが、警官は見逃したらしい。次に夢日記をぱらぱらとめくる。目がきちんと覚めないうちに書き込んだものなので、判読できないから持って帰るという。「それならコピーをとらせてほしい」と言って、ぼくは外に出る。しかしちょうど道路工事の真っ最中で向こう側へ渡れそうにない。別のルートを探しているうち、刑事の一人と口論になり、「詩人にとって言葉はいのちより大事なものだ」とぼくは力説する。

 「Kさん、お客様よ」という声がする。Kというのはぼくの知り合いの詩人である。彼がベランダに出ていくと、空からドローンが何か書類を運んできたところだった。

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8月27日の(頭だけの犬)

 土手の下にお菓子の缶が転げ落ちて、見えなくなった。覗き込むとそこに親子なのだろうか、大中小の三匹の犬がいる。頭だけで生きている犬もいる。餌をあげたいのだが、どうしたものかとか考える。

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8月21日の夢(CMの撮影)

 CMの撮影があるので、チームで伊豆あたりの山中に来ている。カワセミなどが飛び交う美しい渓流である。カメラマンのぼく以外は全員他社のスタッフかフリーの人だ。準備をしているうちに夕方になった。うっかりしていたが夜には撮影できないから、一度家に帰るか、ホテルに一泊しなければならないが、どうしたものかと迷う。しかしディレクターは意外なことに、このまま夜間に撮影をするというので、みんなびっくりする。

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8月20日の夢(新しい家と職場)

 新しい家へ引っ越した。ここから新しい職場に通うことになる。各階に二つずつ部屋がある。ぼくと妻は二階の二室をそれぞれの居室とすることにする。だが三階にも四階にもさらに素晴らしい部屋があるので、ちょっと早まったかなと思う。

 下を見ると、庭に立派な物置が建っている。なんだか金目のものがありそうだ。後で探索してみようと思う。

 バスに乗って新しい職場に行く。「10時に出社したら遅いのかな」と呟く。会社支給の弁当が用意されているが、「当社は4時から16時までが勤務時間なので、定時に出社しなかった社員にはお弁当の支給はありません」と通告される。

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8月16日の夢(FM局と煙)

 ぼくと妻とは共同住宅に暮らしていて、その建物の真ん中には四角い井戸がある。住民集会に出席する。管理人は30代ぐらいの男性だが参加者は少ない。二つの部屋を借りて、二つの地域FM局が活動しているが、そのどちらももう営業をやめるという。それならその一つの電波を借りて、ぼくが新しいFM局のオーナーになればどうか、というアイデアが浮かぶ。

 突然、一階の部屋から猛烈な煙が噴き出す。ぼくらはその煙をかきわけるようにして命からがら脱出する。一刻も早く妻にFM局のアイデアを伝えたいと二階の自宅に駆け込むが、妻は畳敷きの部屋で机に向かい集中して原稿を書いているので、ぼくは話しかけるのをあきらめる。

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8月15日の夢(K社長のくれた本)

 ホテルに帰ろうと地下道を歩いていると、S社社長のK氏が反対側から歩いてきたので、すれちがいざま声をかける。「やあ、久しぶり」と語り合ううち、彼がもう故人であることを思い出す。別れ際に彼は袋いっぱいの本をくれる。

 帰宅すると、二階から一階に下りる階段の踊り場に、おもちゃのカラスがいる。カラスの体は黒い球体で、足、耳、翼が外に突き出ている。ちょんとカラスの背中を押すと、カラスは足、耳、翼をそれぞれ足のようにステップにつきながら、ちょんちょんちょんと上手に階段を降りていく。

 K社長から貰った本を取り出そうとして、袋の中身を全部床にぶちまけてしまった。その中にぼくが最近作った記憶のある表紙の詩集があって、変だなと思う。

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8月9日の夢(新連載マンガの企画書)

 ぼくは広告プロダクションでPR誌を編集している。オフィスはとてもゆったりとして、デザイン性の高い室内に座り心地のよいソファーが点在している。

 ぼくの担当する雑誌の新連載マンガの企画書が出来上がってきた。ちょうどクライアントの男性がやってきたので恭しく迎え入れ、打ち合わせのソファーへ案内しようとしたところで、彼に電話がかかってきた。「急いで行かなければならなくなった」と言う。出口に向かう男と並んで歩きながら、ぼくは企画書の概要を説明する。何人かの編集者がそばにいるが、ぼくは一対一で男と対峙する。緊張の一瞬だ。「一番の問題点は、このマンガでは殺人犯がマンガの発注者自身だということです」とぼくは言う。しかし男は動じず、企画にはゴーのサインが出た。ぼくと仲の悪かった前編集長のK女史がなぜか「よかったわね」とにこにこしながら声をかけてくる。

 ぼくはほっとして階段を降り、男を玄関まで送り出す。男の姿が道路の向こう側の舗道に消える。二人を隔てる道路がまるで渡れない川のように見えてくる。

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8月1日の夢(テロリスト)

 ぼくは東京で会社員をしているが実はテロリストだ。仲間たちは東京で集会の準備をしているが、ぼくは一人抜けて名古屋港での集会に参加する。そこでは二人の映画監督がYouTubeとシアター版の二本のドキュメンタリー映画を撮影中だ。ぼくも座り込み等のシーンで画面に登場する。東京の仲間たちに「今日は名古屋の集会に出るので、東京の集会には出られない」と電話をしたいが、自慢して映画出演の話をばらしてしまいそうだ。こういうところから情報がバレていくんだなと自戒する。

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