ワガママ短歌

ワガママ短歌
ひとひとり愛せないくらいのわがままで告白したいあなたが好きだと
昼下がり微熱を帯びた過去の汗あなたの風邪はもう癒えましたか
愛せない愛せない人を愛してる躊躇う私を殺して欲しい
声すらも優しさすらも体温も全てを奪う白い錠剤
震災が繰り返される夢をみて鯖の味噌缶だけの夕べ

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