世界の中心

世界の中心
悲しみを踝までに浸しては裸足で歩む触れたい背中
盲目の行方不明の両目たち夜を跨いであなたの夢へ
子守唄自分の為に歌っては涙を流すもうひとりの君
ただひとり私を信じてくれる人裏切りらないで夜明けの朝日
すぐそこに冬が来るから私たち肌のかたちが かまくらの熱
嘘つきと虚構と事実と小説と孤独と愛が詩人のスパイス
夜の闇静寂を滑り会いに行く私はいつかの御息所
箸が折れ携帯壊れヒステリーそんな私を畳んだ笑顔
いつの日もいついつまでも愛してるあなたはいつも世界の中心
 

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