11月11日のピリオド

11月11日のピリオド
天気は快晴
気分は少し上昇気流
だけど
ぼんやりと太陽に
輪っかがかかった
空に大きなピリオド
接続詞も句読点もなく
突然の別れに涙雨
紫に滲む快晴日和
あなただけの
好きが
好き過ぎると
月日がどんなに
始まりの1を示しても
時計は既に
真夜中で止まったまんま
二人三脚で描き続けていた
キャンパスには
太陽と同じ大きさのピリオド
(ゴールインなんて終止符みたいでイヤだね)
さよなら
はじまりから別れが決まっていた恋
別れから始まったやり直しの積み重ね
(壊れちゃったジェンガ/誰が壊しの?)
私は残されたまま最後尾の電車に揺られて
どこまでも
どこまでも
コレデヨカッタと
11月11日の始まりの1を
指でなぞると長い一本道
(位置は1から程良く遠く遠く)
最後尾から1を目指した三人の歴史に決定打
祝杯の涙を あなたにも あなたにも
ありがとう○(マル)

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