花ざかりの下で

花ざかりの下で

春眠は薄紅色の涙を喚ぶ
誰かが泣いてるの
私には聞こえるのだけど
この指先には温度はなくて
この身体には命は亡くて
ただ
救いあげたい想いたちが
私の周りに彩るの
あなたの哀しみが
聞こえぬように瞳を閉じて
あなたのさよならの次の先の
幸せを祈って 眠る桜の下
言葉と想いを花びらに変えて
今宵も
チル 散る 薄紅色の恋心たち </strong

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