野良犬

投稿日: 2009年9月20日 作成者: tukiyomi

野良犬
片手間に
愛みたいな　てのひらを差し伸べたり
恋と錯覚させることばを囁いてみたり
生きるすべを教えたりすることを
すべて
やさしさだと受け止めてしまう
勘違いという餌は
餓えた私の五臓六腑に沁み渡り
その甘さをいつまで忘れられない
もう頭を撫でないでください
私は性質（タチ）の悪い野良犬
中途半端な野良犬
土下座したいほど愛が欲しいと吠えつづけた野良犬でした

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野良犬 への2件のフィードバック

  1. Cloudy Bay のコメント:
    2009年9月27日 10:29 AM

    SECRET: 0
    PASS: ec6a6536ca304edf844d1d248a4f08dc
    はじめまして
    いつもおせわになってます
    りらさんのところから飛んできました
    お邪魔じゃなければ、ちょくちょく覗かせて
    もらいたいとおもいます
    「野良犬」はとても好きです。
    ぼくもこんなのが書けるようになりたいです。

    返信
  2. つるぎ れい のコメント:
    2009年9月27日 3:56 PM

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > はじめまして
    > いつもおせわになってます
    > りらさんのところから飛んできました
    > お邪魔じゃなければ、ちょくちょく覗かせて
    > もらいたいとおもいます
    >
    > 「野良犬」はとても好きです。
    > ぼくもこんなのが書けるようになりたいです。
    ありがとうございますｖｖ
    こちらこそ、いつもお世話になっております！！
    あなたの各作品は、ハードボイルドになりきれない哀愁がたまりません。
    以前コメントで、過去の傷に触れられていましたが
    それがあなたの強みにもなっているのだと
    作品を、拝読するたびに思われます。
    あなたのますますの、ご活躍と、感動を与える人間になられることを
    お祈りいたします。
    　　　　　為　平　　澪　　拝

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