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2005年06月20日

馬の博物館

先日馬頭琴のコンサートへいったせいか、その流れで昨日は根岸にある「馬の博物館」
を訪ねた。もう何回もいったところだが、今はエンペラーズカップ100年記念とかで、競馬
に関する資料が展示され、江戸時代の屏風絵なども出ていて珍しい。別室では世界の作家
たちによる馬の画がたくさん並んでいて、ロートレックの絵も2点あった。
隣室では馬頭琴を間近に見られて、あの悠然とした響きがこの馬の尻尾の毛から発していた
のだと確認し、また不思議な気になる。夏の草原に風に吹かれて立つ一頭の馬のイメージの
うつくしさ(!)は、生命そのものの象徴のようだ。
外に出てポニーセンターまで好きなサラブレッドのトウショウファルコに会いに行ったのだが、ちょうど
小屋の中に入っていてちらっと横顔を拝めただけだった。残念。

月とバイオリン、空飛ぶ魚、さかさまになった踊り子、そして大きな目の青い馬。それは私が
カレンダーから外したシャガールの画だけど、なぜかトイレの壁(シャガール、ごめんなさい!)
にいま貼ってあって、毎日みている。シャガールの馬は人間語が分かるに違いない。

投稿者 ruri : 2005年06月20日 13:28

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コメント

馬頭琴の響き、夏の草原に立つ馬のイメージ、シャガールの絵が、脳内の空にオーロラのようにゆれ広がって、覚めて見るいい夢に浸っています。自然や他の生き物が恵む世界は現実の視界をこえた何かを確かに伝えてくれますね。先日、湿原植物群落をめぐる木の歩道を歩き、ウグイスやカッコウの鳴く声に誘われて、風と遊ぶワタスゲのゆらゆら漂う白い粒々を眺めていたら、自分がどこにいるのか分からなくなりそうでした。

投稿者 青リンゴ : 2005年06月22日 20:49

根岸の馬の博物館、ぜひ私も行ってみたい。ポニーも見たいです。馬の姿も素敵だけれど、あの愁いを帯びた眼はなんとも言えませんね。見るだけでなく本当は乗りたいんだけれど・・・

まさに馬は草原のイメージ、馬頭琴の響きの中で馬を走らせる夢でも見られれば嬉しいのだけれど・・・

投稿者 木苺 : 2005年06月26日 23:54

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