02_詩」カテゴリーアーカイブ

恋人の種

恋人の種 空に手が届くくらいに 馬鹿みたいに幸せ 海の底で人形姫に プロポーズさ … 続きを読む

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爪紅

爪紅 思い出を欺いた朱印は 冷たい指先を恋しがって 月明かりの夜に 主のいない部 … 続きを読む

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赤い部屋

赤い部屋 微睡むことさえ赦されない 赤い電灯の下で 君の舌を引きづりだし 僕は口 … 続きを読む

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アトランティス

アトランティス アトランティス大陸には 化石にならない 私の夢が 沈んでいる ア … 続きを読む

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薔薇食い姫

薔薇食い姫 薔薇をあげましょ 枯れた薔薇たち ライバルくらいは 蹴り落としてよ … 続きを読む

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むすんで  ひらいて

むすんで ひらいて 結んで下さい 私の手首 あなたの知らない 仕事中のネクタイで … 続きを読む

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おとぎ話

おとぎ話 僕は君を失ったらきっと狂うよ オフィーリアの意識が浸透してくるベッドの … 続きを読む

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愛は風化する

愛は風化する 君に何度も「愛している」「必ず幸せにする」 と、言っていたのに 僕 … 続きを読む

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冬の温もり

冬の温もり 真夜中は二十五時まで氷点下 氷柱が貫く私の心臓 君は腐らないように … 続きを読む

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私の指紋

私の指紋 鳴門の渦潮よりも 精密に深く渦を巻き 赤い血潮に指先は灼かれている そ … 続きを読む

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