2025年7月15日(火)〜10月26日(日)
10:00~17:00 (金、土は10:00~20:00) 入館は30分前まで
休館日:月曜日(ただし9/15、10/13は開館)、9/16、10/14は休館
主催 : 東京国立近代美術館
明日で夏も終わります。8月半ばに東京国立近代美術館でのコレクション展「記録をひらく、記憶をつむぐ」に行ってきましたが、重い内容で、すぐブログにupできないでいました。

会場は沢山の若い人達がいらしてました。チラシもカタログもなし、広告もほとんどされていないのに、戦後80年の節目だからでしょうか、関心の高さに驚きました。
戦後フランスに渡り、軽やかな女性の身体や猫を描いた作品で世界的に有名な藤田嗣治がこんな大きな戦争画を描いていたんだ、、と頭が混乱しました。それは国や軍部の要請だけではなく、一般の人々からの声にならない要望も存在したはずです。もののない時代にこれだけの大作となると、材料費も場所も膨大で、やってみたいと思う気持ちが沸き起こったのでしょう。出口近くの小さな映像の中にあった、この時代を共に潜った者でないと分からないという言葉が残っています。そしてこっちを眺める絵の中の靉光の眼が、その日は涙を一杯湛えているように感じられました。
戦後の日本を生きて現代に至る私達は、今、どういう目で、何を、見つめなければならないのかと改めて問われているように思いました。