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2008年11月21日
いつもの人の.
「抒情文芸」と「イリプス」の最新号が、2冊とも手元にある方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか……。
久し振りに書いた「抒情文芸」のエッセイの複数の要素が、「イリプス」収録の詩へ持ち込まれていたことが、読者からの指摘で分かりました。
今年は、NHKの朝のドラマの要素で書かれた詩や、民放のドラマの要素で書かれた小説、そして、「かまくら春秋」で連載中の村松さんの小説の要素で書かれた小説等を目にしていたので、詩の関係者の作品からは、そろそろ、遠ざかって行くのかと思っていました。
一読した時は、「学校」「同僚」「おしゃべり」などの要素が、三題噺のように使われたか、と思ったけれど、エッセイの後半で、身体の特徴や痛み、それらを畳み掛けるように描いた部分なども、詩へ書き写されていたのでした。
2誌が送られていたので、この例を確かめることができたけれど、目に触れていないところでは、もっとあるのかも知れません。
元になったエッセイは、2000字で2ページ。
詩は、36字×46行で1656字、3ページ。