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2007年09月09日

高校生の花火

ここから400mほど離れたところに県立高校があり、今日は体育祭だった。最近は近隣のことを考えて音量も控えているようでうるさくはない。また理解や協力を請う気持からプログラムやチラシなども配ったりしているが、まだ見に行ったことはない。この家よりも後で建った学校で、歴史は浅い。
そこで後夜祭の打ち上げとして、何年か前から本物の花火を打ち上げるようになった。
今夜も、ちょうど夕食時、突然大きな音がしたので驚かされたが、花火であることを思い出した。
慌ててカーテンをあけて見る。北側の窓から大きく眺められるのである。最初の頃はいかにも手製花火の実験という感じであったが、昨年ぐらいからなかなか本格的になってきたな、と思わせるところが出てきた。薬玉のように大きく広がりそれが柳のように垂れる尺玉や、あちこちに小さく連続して打ち上げる花火の色合いも新しい色があったりして、ほんの15分足らずであるけれど、結構楽しめるのである。
学校は丘の中腹にあるので、町の多くから眺められると、チラシには宣伝してあった。花火はよほど注意しないと危ないし、又職人技なので技の習得や準備も必要だろう。頼もしいなと思ったりしている。
それが終わったと思っていると、まだ花火らしい物音がする。おかしいなと覗いてみると、それは遠くの方で花火が打ち上げられているのであった。もう花火の時期ではないし・・・・野球場か何かだろうか?
玄人の花火と素人である高校生、若者の花火を、同時に見た夜であった。

投稿者 kinu : 2007年09月09日 21:33

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