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2012年02月12日

詩の朗読

P1000809.JPG箱にきれいな包装紙を貼って、花をアレンジすると思いがけない効果がでます。

 寺山修司の『戦後詩』を読んでいたら、詩の朗読にかんしてこんな一文がでてきた。
”私は、作者以外の朗読者による「詩の朗読」というものにも、ある種の苛立たしさを覚える。それに成功する場合には、必らず詩人が朗読者に犯されているのであり、聴衆の評価は「いかなる詩か」ということではなくて、「その詩を、いかに盗んだか」「その感情を、いかに偽装したか」ということに限られているからである。”
 いろんな見方があるだろうけど、一理あるなと思った。

       

投稿者 eiko : 2012年02月12日 17:46

コメント

紹介されている、寺山修司の朗読についての一文、私もほとんど同感ですね。
さて、私が世話人をしている熊本での朗読会「詩の朗読の夕べ」は、この3月18日の例会で100回ですが、できるだけ一般の方でもとびいり参加しやすいように、間口を広げています。例会は自作詩の朗読が基本ですが、詩以外のジャンルでも可。自作詩がない場合は、誰か他の人の作品朗読も可、としています。
また、通常例会の場合は、会場(美術館)の都合で時間延長ができないため、持ち時間は一人3分(長くても5分以内)と制限しています。(宣伝みたいですが、ご参考までに)

投稿者 小林尹夫 : 2012年03月11日 19:35

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