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2006年06月26日
爆睡、携帯ガエル。
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梅雨が明けたかもと思えるような夏日となった今日。
ものすごーく青い空に元気がよいのはホトトギスばかりかい……。
そして、忙しい朝に見つけてしまった昨日のちびアマガエル。
シャッター押しながら、あまりの無防備さに笑いましたよ。
だってねぇ、風にゆらゆら揺れる紫陽花の葉の上、
昨日の大雨と雷に余程疲れたのかこの状態です。
後ろから見たら折り畳み携帯かと思ったし、
横から見るとなんと人相(カエル相と言うのか)の悪いこと(笑)。
それが面白くて間近で見ていたけど起きる気配はまるでない。
カエルと青い空を交互に見ながら、今年の夏は暑くなりそうねぇと思う。
しかし、バテてなんかいられないので納豆&香酢パワーで乗り切りまする。
2006年06月25日
巨大カタツムリとちびアマガエル。
昨日も今日も早朝から大雨に雷。
今朝なんか“ごろごろどっかーん”という音に
どっかに落ちたな、と思いながら目を覚ます。
ちなみに朝5時。
そろそろ、梅雨明けも間近ですな。
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なんとなく著者のキャラクターが強くて読み損ねていた本、
「ぼっけえ、きょうてえ」(岩井志麻子)を今週は読みまして
「ぼっけえ、きょうてえ」とは岡山の方言で“とても怖い”という意味。
明治後期、ある女郎の身の上話が、その女郎の語り口調で進んでいくのだけれど……
私が話を要約すると面白くなくなりそうなので書きません(笑)。
だけど、ひたひたとやってくる背筋の悪寒に、蒸し暑さも時間もどっかにいってしまい、
読み終わっても、おしろいの匂いが微かにしているような気がするから益々怖い。
(白石加代子が一人芝居で演じるとハマるだろうなぁ。)
まったく、女の書く恋愛小説はいただけないが
ホラー(怪談)は生々しくて怖くて楽しい。
もう少し待って、暑い夏の日、西日のあたる私の部屋で
額の汗を拭いながら読めばよかったかもしれない。
実に惜しいことをした。
2006年06月11日
前略、今日は猫好きな皆様。
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群ようこの「しいちゃん日記」を一気読みした。
“しいちゃん”というのは著者の飼っている白黒ブチのメス猫(7才)。
この本は神経質で女王様気質の“しいちゃん”に
日々振り回される著者の猫バカ奮闘記であるのだけれど、
今回は隣に住んでいて20才になる“ビー”という
“しいちゃん”とは長いお付き合いのオス猫が主に登場し、
この老猫の老いから死、そして悲しい別れを経験する“しいちゃん”や
周囲の人々の様子がユーモラスに描かれている。
なんといっても「うえー」「しゃー!」「うぎゃうぎゃ」
「うわーん おおーん」「にゃお」などなど
人間のように話す“しいちゃん”と著者の間に成り立っているらしい(?)会話は、
なんだか可笑しくて、幸せ気分になりまする。
風情のある“猫村さん”もいいけれど、
この本も猫好きな方には“にゃおーん”な一冊ではないかなと思う。
但し、寝る前に読むとちょっと目が腫れる場合もあるのでご注意を……。
私は今朝、腫れました。
2006年06月08日
拝啓、犬好きな皆様。
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本屋へ行く度に新しい本が出ていて
読むことが追いつかない!、と小さくため息がでる。
今日は久々、本屋で本を買った。
「〜ゆうたくんちのいばりいぬ�〜ゆうたのゆめをみる」
(きたやまようこ)というすべてがひらがなの絵本。
それも0〜4才向けらしい(トホホ)。
しかし、読むと最後のページにわしづかみされまする。
そうそう、このイラスト(上)と絵本はなーんの関係ありません。
「グレイが待ってるから」(伊勢英子)、
「犬と私」(江藤淳)など心に残る犬の本は沢山あるけれど
この絵本の作者も犬がかわいくてしょうがないのだねぇ。
線の1本1本、言葉の一言一言から、
そんな気持ちも伝わって、なんだかぐっとくる。
シリーズ化されてるこの絵本、他のも買ってしまいそう。
ホント、絵本の主人公犬“じんぺい”風に言うならば
「犬好き、この本、読め。」と言いたいくらい、参った。参りましたよ。
そういえば、ぎゅうぎゅうだったツバメたち、
巣は空っぽとなってました。