試写会を立て続けに行って
映画が観たい気分が盛り上がっているせいか
今週末は部屋に籠って、園子温の映画をはじめ
「紀子の食卓」
「夢の中へ」
「自殺サークル」
「軽蔑(ブリジット・バルドーのほうね)」
「台北の朝、僕は恋をする 」
「アンチクライスト」
「婚前特急 」
「わたしを離さないで 」
計8本を鑑賞予定。
春になったというのに週末引きこもり生活。
そういえば、今日発売の雑誌「ぴあ」が休刊になる。
私にとっては東京の街と繋いでくれた
エンターテイメントの入口みたいな雑誌だったっけ。
「ぴあ」を片手に通った映画館、演劇にコンサート、
及川氏のイラストやぴあフィルムフェスティバルとか
今の私を作ってくれているカケラのような気がして
時代の移り変わりとはいえ寂しいね。
先週までは「これは滝なのか?」というような豪雨に雷。
いったいいつまで続くのかと思っていたら、あっけなく、
そしていつもの年より3週間も早く梅雨明けしたので
雨にしおれていた気分も上向きになってきました。
私の部屋には冷房がなく、扇風機だけの生活なので
ある意味毎年節電状態だけど、今年は扇風機の代わりに
サーキュレーターと使ってみようとamazonで購入。
窓の外に暑い外気を出して、この夏はどれだけ
電気を使わずに快適に生活できるか?実験です。
事件現場である場所に興味津々な面々が集まって
「まわりのものに触っちゃダメ〜」「警察、警察〜!」という声。
室内の電話線は鋭利なもので切られてるし、
段ボールが散乱し、壁に貼ってある資料も破られている……。
しかし、不思議なことに盗られているものはないのだ。
「誰だ、物取りではないとすると、恨みによる犯行か?」
と“偽古畑”とか“偽右京さん”が室内にいっぱい。
完璧に私たち、犯行現場を荒らしている。
ということで部屋から早々に追い出され、
警察の到着を待つことに。
鍵は間違いなく閉められていたわけだし、
密室での犯罪とワクワクしていた社員一同。
そして駐在さん1人、刑事2人、鑑識4人の大所帯で始まった現場検証。
テレビでよく見る鑑識の人が履くビニールの履物も
実物を初めて見た。ちょっとテンション上がるね。
私たちが荒らすだけ荒らした現場で
鑑識の人たちがなにやら怪しい毛を次々と発見。
やっぱり私たちとは見るところが違うのね〜。
犯人の正体がじわじわとわかりだした頃、
倉庫奥からなにやらガサガサと音が……。
と、ほぼ同時に鑑識や刑事、私たちの間をもうダッシュで駆け抜ける何か!
そう、もうおわかりでしょうが、そう、そいつは野うさぎでした。
あんなに早く走るうさぎもあんなに必死で逃げる野生動物も見たのは
これまた初めて。
「かわいい〜」と叫ぶ人あり、「えーーーっ!」と驚く人あり、
大笑いする人ありの大騒ぎ。
こんなオチのついた泥棒騒ぎ。何事もないのは幸せ!と思いながら、
ちょっと苦笑いの警察の方々を見送る私たち。
だけど、本日の一番の被害者はきっとピーターさん、だよね。一晩、お疲れさま。
注:この写真はイメージですので“本うさぎ”ではありません。
とはいえさ、雪だけじゃなく、まだまだ降ってくる灰。
うちのメダカはいつになったら臼に戻してやれるのやら。
昨日までは鳥インフルエンザの影響で
あちこち入口付近は石灰の白だらけだったのに今日はグレーの粉だらけ。
ちょっと外に出て話しているだけで、口の中はじゃりじゃり、硫黄の匂いが服につく。
おまけに朝からこの火山灰の影響で鼻のムズムズ、顔や手がちょっと痒い。
空から降ってくるこの灰を見ながら、この灰と硫黄の匂いに殺菌力があるならば
この辺り一気に消毒しちゃってほしいと思うのわけなのよ。んー、それにしても痒い。
とうとうiPadも発売されて
ますます便利な世の中になっていく。
手紙も買い物も一瞬で、雑誌や本を読むことも
音楽を弾くことさえもこれ1つでできてしまうんだ。
うちには“銀二”がいるのでまだこいつがやってくるのは
先になりそうだけど、こうやって書いていて
その可能性がすごく楽しみのような、
ちょっと物足りないような複雑な気分。本日も雨。
ここに住んでいる私でさえ、そのニュースの画面が切り替わると
通常の生活に戻ってしまうくらいですから
この伝染病は遠い所で起こっている出来事の一つ。
このことに関わっているすべての人の
重い空気と焦燥感や怒り・悲しみはテレビからは伝わってはきません。
当事者ではない私ですからね、こうやって書いていても
私にだってわかるはずもなく……。
しかし、そこで起こっている現状は聞くことさえもつらいことばかりです。
身近に畜産関係の人がいないとはいえ、
聞こえてくる情報は深刻で先の見えない戦争のようです。
少しでも知ってもらうことが役に立つことになってくれたらと
柄にもなく、こうやって書くことにしました。
http://www.power-miyazaki.net/hojin/
●「現場からの声 Aさんの手記」を読んでください。
昨日届いたHPの閲覧を依頼する行政の畜産関係者からのFAX。
最後に手書きで「何もできず無念です。無力です。」の文字。
タオルが不足しているとも聞いています。
家中を探して未使用のタオルを探し、
今の私にできることといえばこんなことくらいです。