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2010年08月15日

映画「インセプション」 共通の夢の中へ侵入

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女性1人を交える6人の仲間が、装置をつないで夢を共有し同じ場所に横たわる。
どこか半日棺桶のなかで眠る吸血鬼の群ようだ。
夢を安定させるためには鎮静剤を使用し、夢の中の夢、さらにその夢の中の夢と、深さ3段階の夢を見ることができる。
一番怖いのは、強い鎮静剤を使い夢の中で死ぬと、潜在意識の虚無に落ち込んで廃人になることだ。
インセプションの意味は発端とか起源とか侵入。
リーダーのコブ(レオナルド・ディカプリオ最近渋くなって凄みのある映画によく出る)は、夢の中で他人の潜在意識にアイデアを植え付けコントロールするスペシャリストである。
また他人のアイデアを見つけ出し盗みだすことができる。
大企業のトップからある企業をつぶす仕事の依頼を受けた。
6人の同じ夢を見る場の中に、他企業の跡取り息子を連れて来て同じ夢の中の潜在意識に、父の会社をつぶすと言う考えをインプットする。
ところが、跡取り息子の潜在意識の無意識が、他者のアイデア(異物)を排除しようとして様々な排除攻撃を仕掛けてくる。
夢の中で死んだり、また現実世界にいる人から打たれたり、特定の音楽や音の刺激を与えられると現実世界に目覚めることができる。
勿論、空中遊泳もできるし、夢の中の建物に次々に新しい建物がダイナミックに加わって倒れこんできたり移動したりする。
リーダーのコブは、自殺した妻と夢の中での生活をたびたび続けている。
妻の自殺は、夫のコブと一緒に、夢の中の世界を深く探りすぎた結果起こったことである。
コブは妻の死に悔いが残り、夢の中で50年も妻に会い続けている。
夢の中で夢を見た場合時間の流れが1/20倍になる。いつまでも若いままである。

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コブが夢の世界にいる時に独楽を回すと、倒れずに回り続けているので、夢の中にいるのか、現実なのかを知ることができる。。
夢の中のどこかで独楽は回っているので、それを見つけさえすればれば夢の世界にいることが分かるのである。
夢の中で義父に預けているらしい2人の子供たちによく会う。
子供たちは影が薄く消え入るようにすぐにいなり、コブが子供たちを見るまなざしはいつも悲しげなので生きているのかどうかも分からない。
映画のエンディングで子供たちと会うシーンが出てくるが、テーブルの上にある独楽が回っている。


投稿者 mari : 2010年08月15日 09:20